沈没貨物船の乗組員 北朝鮮側に引渡し
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11日、長崎県の五島列島の沖合で北朝鮮船籍の貨物船が浸水し、その後沈没した事故で、海上保安本部は、救助した乗組員全員を12日夕方、公海上で北朝鮮船籍のタンカーに引き渡しました。
この事故は、11日夕方、長崎県の福江島の南西およそ60キロの海上で北朝鮮船籍の貨物船「CHONGGEN」号が浸水し、救助要請があったもので、海上保安本部の巡視船が12日未明、乗組員全員を救助しました。貨物船は、その後沈没しましたが、北朝鮮の乗組員26人にけがはありませんでした。
海上保安本部は、福江港の沖合の2隻の巡視船の中で事情を聞くなどしていましたが、12日午後6時半すぎ、沖合の公海上で乗組員全員を北朝鮮船籍のタンカーに引き渡しました。
海上保安本部によりますと、貨物船はコメを積み込んで北朝鮮西部のナンポ(南浦)から東部のウォンサン(元山)に向けて航行していたところ、何らかの原因で浸水したということです。
海上保安本部は、福江港の沖合の2隻の巡視船の中で事情を聞くなどしていましたが、12日午後6時半すぎ、沖合の公海上で乗組員全員を北朝鮮船籍のタンカーに引き渡しました。
海上保安本部によりますと、貨物船はコメを積み込んで北朝鮮西部のナンポ(南浦)から東部のウォンサン(元山)に向けて航行していたところ、何らかの原因で浸水したということです。