01月12日 19時17分
飼育していた鳥が鳥インフルエンザに感染し、休園していた名古屋市の東山動物園では、13日の営業再開を前に、動物園の職員らが準備作業に追われました。
東山動物園では飼育していた鳥が鳥インフルエンザに感染し、去年12月11日から休園の措置をとっていましたが、防疫措置が完了したことなどから、13日、営業を再開することを決めています。
これを前に動物園では、12日、開園の準備作業が行われ、職員が正門の前で、休園の看板から営業再開の看板に変える作業や園内の清掃活動などを行いました。
また、園内にある複数の飲食店が入ったフードコートでも、開園に向けた準備が行われ、従業員が、13日提供する食事の仕込みなどを行っていました。
一方で、12日は今回の鳥インフルエンザの影響で死亡した鳥たちの慰霊祭も行われ、鳥たちの名前や写真を前に黒邉雅実園長は「鳥インフルエンザが再発することのないように予防対策に最善を尽くすことをみなで誓うとともに鳥たちの命の尊さを絶対に忘れないようにしましょう」と述べました。
そして、慰霊祭に参列した動物園の職員やボランティア全員で1分間の黙とうを行い、鳥たちを慰霊しました。
東山動物園は、13日、午前9時から、約1か月ぶりに営業を再開することになっています。
新着ニュース