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収賄と詐欺の元市議に有罪判決

01月11日 18時58分

収賄と詐欺の元市議に有罪判決

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愛知県常滑市の太陽光発電施設の造成工事をめぐる汚職事件で、収賄と詐欺の罪に問われた元市議会議員に名古屋地方裁判所は懲役3年、執行猶予5年、追徴金200万円の判決を言い渡しました。
常滑市議会の元議員、岸田嘉成被告(64)は市の職員だった3年前、市が誘致した太陽光発電施設の造成工事を巡って、愛知県半田市の測量会社が受注できるように便宜を図った見返りに現金200万円を受け取ったほか、土地の所有者2人から必要のない測量費900万円余りをだまし取ったとして収賄と詐欺の罪に問われました。
11日の判決で、名古屋地方裁判所の鵜飼祐充裁判長は「被告は市の職員として携わった工事で多額の賄賂を受け取るなど公務員の清廉さを著しく損ねた。詐欺についても自ら発案した方法で多額の金銭をだまし取るなど悪質な犯行だ」と指摘しました。
一方で、「被害の弁償が、済んでおり、反省もしている」として、懲役3年、執行猶予5年、追徴金200万円を言い渡しました。
詐欺の罪に問われている元議員、齋田大五朗被告の判決は1月16日に言い渡されます。

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