01月11日 18時58分
愛知県岡崎市で、線路の脇が陥没したため、一部区間で運転を見合わせていたJR東海道線は復旧作業が終わり、午後4時前に運転を再開しました。
11日午前1時20分ごろ、東海道線の岡崎駅と西岡崎駅の間の上り線の脇で、地盤が陥没しているのを係員が見つけました。
JRによりますと、陥没は長さ約8メートル、幅7メートル、最大の深さは1メートルほどで、陥没箇所に向かって線路下に敷き詰めてあった石が崩れていました。
陥没した場所では、JR東海が、県からの委託で、今ある川のそばに、より幅の広い川を新たに作る水害対策工事を行っていて、工事の過程で地下水や川の水が地盤の弱いところに入り込み、上の地盤が陥没したとみられるということです。
JR東海は東海道線の蒲郡駅と刈谷駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、復旧作業を終え、11日午後4時前に、約14時間ぶりに運転を再開しました。
現場付近ではスピードを落として列車を運転させるため、豊橋駅と大垣駅の間では、11日、終日、上下線ともに通常の半分程度の本数で運転するということです。
名鉄による振り替え輸送は11日午後10時すぎまで続く見込みです。
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