01月10日 12時30分
愛知県の大村知事は、10日の記者会見で、1月20日に行われるアメリカのトランプ次期大統領の就任式に出席することを発表しました。
この中で大村知事は「自動車をはじめ、輸出型の製造業が集積し、アメリカ経済とも密接に関わる愛知県として、アメリカ新政権の今後の政策や動向を注視する必要がある」と述べ、1月20日にワシントンで行われるトランプ次期大統領の就任式に出席することを発表しました。
就任式にはアメリカの共和党関係者を通じて招待されたということで、大村知事は1月19日から22日までの日程でワシントンを訪れ、滞在中、日本企業やアメリカ議会の関係者らと会談することにしています。
トランプ次期大統領をめぐっては1月5日、トヨタ自動車がメキシコで進めている工場の建設計画について、「アメリカ国内に工場を作らないのならば高い関税を払うべきだ」とツイッターで批判し、大きな波紋が広がっています。
これについて、大村知事は「現地の日本企業がアメリカの経済や雇用に大きく貢献していることを伝え、その認識を共有することで、日米関係の強化につなげたい」と述べ、アメリカ議会の関係者らとの会談を通じて、日本企業の活動に理解を求める考えを示しました。
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