今シーズンサッカーのＪ２に降格した名古屋グランパスに加入する佐藤寿人選手が記者会見し、「決めてきたゴールは過去のものなのでこれからはグランパスのために１つでも多くのゴールを決めたい」と抱負を述べました。
サンフレッチェ広島から加入する３４歳の佐藤選手はＪ１歴代２位の通算１６１得点をあげていますが、昨シーズンは出場機会に恵まれず４ゴールにとどまりＪ２を含めて１２年続けてきたふた桁得点をマークできませんでした。
佐藤選手は、９日、愛知県豊田市にあるクラブハウスで記者会見し、「佐藤寿人、イコールサンフレッチェというイメージがあるのにオファーしてくれた決断が非常にうれしかった。選手としてまだやれるということをピッチ上で示してほしいと言ってもらった」と移籍を決めた理由を話しました。
また、「Ｊ１に戻るだけではなく、そのあと、毎年、優勝争いをするのがこのクラブのいるべき場所だ。
決めてきたゴールは過去のものなので、これからはグランパスのために１つでも多くのゴールを決めたい」と抱負を述べました。
グランパスではＪ２降格に伴ってすでに半数近い選手が退団し、戦力の再編成が求められる中、経験豊富な佐藤選手に攻撃の中心として期待を寄せています。