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爆発事故から3年 安全を誓う
01月10日 09時58分
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三重県四日市市にある、三菱マテリアルの化学工場で、5人が死亡した爆発事故から9日で3年となり、従業員らが再発防止を誓う行事が行われました。
三菱マテリアルの四日市工場では、3年前の平成26年1月9日、設備のメンテナンス中に爆発事故が起き作業などにあたっていた5人が死亡、13人がけがをしました。
9日は、事故のあと敷地内に建てられた安全を誓う碑の前に従業員ら約130人が集まり、井垣和人工場長が「人命の重さを胸に事故や災害の教訓を風化させず、安全な工場をつくることを誓います」と碑に刻まれた文言を読み上げました。
続いて全員で「発生した問題の原因を追究しリスクを明確にします」などと、10項目の安全のための行動基準を唱えました。
井垣工場長は「亡くなられた従業員に改めて哀悼の意を表すとともにご遺族にお悔やみ申し上げます。
安全への道はまだ遠いが、一歩一歩進んで再発防止に努めたい」と話していました。
この事故をめぐっては警察が業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めています。
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