昨日、シングー下流と上流のチームが終了して一息つきました。カショーロがバッコンバッコンでした。同船の3名のトリプル・ヒットも2回ありました。まあ、また来週に別チームも始まるし、その間にもやらなくっちゃイケナイ事もあって忙しいんですけど。忙しさにかまけてブログ更新もやってなくてゴメンナサイ。ところで……
11月に催行した野生インペリアルゼブラプレコ観察チーム隊員からメールがきて、私が直筆サインとシリアル番号をつけた超オリジナルTシャツが販売開始になったとのこと。Sさん、ご苦労様でした。販売リリース案内のページは、以下のURLです。ぜひ、ご協力ください。
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よろしくね!
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●インペ保全チャリティーTシャツ
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今回で小論を最終回とする。主にシングーに生息するアノストミダエを挙げてきたけど、ちょっと補足&蛇足をしよう。
アノストミダエ模様のイメージ
紹介してきたアノストミダエ画像にあるように、この魚族の仲間の彩色は、たいへんにカラフルである。熱帯魚の素人さんから見たら、きっと人気が高いんでしょう、と感じるかもしれない。ところがであ~る。この仲間の水槽飼育は長い間、陽の目をみなかった。アマゾンの魚類の中ではけっして大型の部類とは言えないけれど、大きいのは数十センチ以上になって、けっこうパワーがある。
かなり大型化する種類もいる
そして性格は見ためよりも、ジャジャ馬的だ。せっかくレイアウトした水槽の水草を抜いたり、立木をひっくり倒す。特にチマチマな趣向のある極東島国の水槽では、好まれることがなかったのであ~る。しかしぃ~……
キレイだけど、性格にクセがある
最近の島国アクアリスト界では、ちょっとした変化が起きている。すなわち個性を楽しむってヤツね。そんなわけで、徐々にではあるけれど、アノストミダエの人気がわずかに上昇中でもある。
なかがわ水遊園のアマゾン大水槽風景
水族館では、栃木県にある「なかがわ水遊園」のアマゾン大水槽が飼育にけっこう力を入れている(らしい)。おそらく館員の性格が、ちょっと横に曲がっているのだろう(賛辞!)。
なかがわ水遊園
貴兄も貴女も、美形アノストミダエに会いたいと思ったら、なかがわ水遊園に行こう(宣伝しときましたぜ、ミクロポエキリアさま・笑)! カピバラもピラルクと一緒に泳いでいる(筈)だ。そうだ! そのうちアノストミダエの博物画も描こうかな?
アノストミダエ最大種のピアブスー
これにて緋色の研究、「アノストミダエの短報」を一件落着とする。
小論の終了
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怪人には理由が解からないけど、♀サピーのオバちゃんやバーさんは、派手に真っ赤なドレスを好む傾向があるようである。しかし、おそらくババアには、淡いピンクのドレスは似合わない。
ピンクは可愛い感じがする
インド洋~太平洋の海のモンガラカワハギ科にピンクテール・トリガーフィッシュってのがいる。尾の色彩の進化が意味するとこは、怪人には解らない。
ピンクテールなモンガラ
アマゾン熱帯魚界に、ピンクテールカラシンと呼ばれるものがいる。カラシン科のカルセウス属(Chalceus spp.)の連中だ。この属の魚には、ピンクじゃなくって、これはレッドじゃねぇ? という色彩のものも少なくない。
シングーのピンクテールカラシンは、レッドテールだ
極東島国で、なんでカルセウス属をピンクテールと呼ぶようになったかの理由は、おそらく初めて輸入された種類の尾色がピンクだったから(笑)…… と思う。さて、アノストミダエでピンクっぽい尾をもっているレポリヌス・ブルンネウス(Leporinus brunneus)ってのがいる。
シングーのレポリヌス・ブルンネウス
上画像の魚は、アルタミラの前でモロコシで釣った個体だけど、恥ずかしながらこの時、その所属が解らなかった。後で調べて、レポリヌス属であること知ったけど、同属にしてはスレンダーなヤツ。まあ、なかなか可愛らしい魚ではある。
続く
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横ボーダーの模様のファッションは、太って見えると嫌われることがある。しかし、オッパイやケツに自信があれば、それを逆手に強調する裏技も使える。
ボディ・ラインがあればね
よこしまな奴という言い回しがあるね。でも横縞な、じゃなくって邪なだね。邪道とか邪悪に使われる、そうキミのような奴(笑)。道にはずれた情事のことを、邪淫とも言う。タレントは、これによって仕事を干され、政治家は軽く辞任に追い込まれる。それはさておき。
横縞の代表、タイガー
脊椎動物でラテラルな縞ってばトラ、そうタイガーに決まっている。これは、藪などで周囲に溶けこみ輪郭を不明瞭にする効果があると考えられている。
シングーのレポリヌス・ファシアータス
前にも登場したけど、アノストミダエの縞々代表は、レポリヌス・ファシアータスだろう。おそらく、魚類に多い横縞模様も、タイガー同様に自分を周囲に溶けこませる効果を狙って進化してきたのだろう。
シーゾドンの一種
アノストミダエに、シーゾドン属(Schizodon spp.)というタクソンがあって、南米広範囲に16種が記載されている。この属の連中も横縞を基調として進化してきたようだ。
シングー中流のシーゾドン・ヴィタータス
上画像のヴィタータス種(Schizodon vittatus)は、シングーのアルタミラ近郊の対岸に注ぐイガラッペ(密林床の細流)で採集したものだ。
続く
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ストライプ&ボーダーもファッションのほうでよく使われる。バーチカルは、スタイルを細く見せたり足を長く見せる視覚の錯覚を狙っている。
バーチカルなストライプのスカート
このブログの読者なら知っていると思うけど、脊椎動物では頭から肛門の向きが縦方向である。しかし、普通の魚は横になって泳ぐから、バーチカル・ラインは横ボーダルに観える。下の画像の魚模様みたいにね。
海水魚のタテジマキンチャクダイ
しかし、名前を見て判るように、この模様は正に縦縞なんであ~るね。さて、粋な色彩の模様が多いアマゾンのアノストミダエにもバーチカル・ストライプなヤツがいる。たとえば、レポレルス属である。
レポレルス・ヴィッタータス
本種の尾ビレには、やはり縦方向に何本かの黒バンドがある。この尾っぽのアクセントは、粋なアマゾン魚がファッションにする傾向がある。たとえば、ファミリーは違うけど、カラシン目プロキロダス科のプロキロダス類もカウダル・フィンにバーチカル・ストライプがある。
レッドフィン・プロキロダス
ナマズの仲間にもいるぞ。コリドラス・ロビネアエだ。種小名は、マナウスの熱帯魚輸出の先駆者シュワルツ氏夫人ロビナエばあちゃん(故人)を冠している。80年代の怪人は、マナウスで髪をバイオレットに染めたバアちゃんが運転するアルファロメオに何回か乗せてもらったことがある。ご存知のインペも傾向の似たコスチュームだ。この模様は、なんとなく恰好いい。
コリドラス・ロビネアエ
さて本題のアノストミダエのレポレルス。ヴィッタータス種(Leporellus vittatus)がシングーにいる。
シングー下流産のレポレルス・ヴィッタータス
前回の ヒポマスティクス・ジュリーと同様に、シングーでは最下流に生息する本種の個体群は、ヒレがより赤っぽい傾向が強いのが興味深い。その理由のヒミツは、怪人にも判らな~い。
続く
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ポルカ・ドット(水玉)模様ってのは、なかなかシックな感じがするよね。ファッションのほうでもよく使われている。
ポルカ・ドットなスカートもある
アノストミダエの得意模様の一つが、円形の黒斑を散りばめた体色である。けっこう数多くの種類がいるけど、その中でも粋なヤツが、ヒポマスティクス・ジュリー(Hypomasticus julii)である。アノストミダエの魚族には、上つき(しゃくれ顎)のグループがいるけど、ヒポマスティクス属は顎が下つきになっているのが特徴だ。ジュリー種は、明瞭な黒いドット模様の他に、胸ビレの上部に小さな赤い斑点が並んでいてアクセントをつけている。その赤い斑点が、何に使うために進化したのか、怪人にも判らない。
シングー下流域の派手なジュリー種
面白いことに、シングー河の本種は、上流部に生息する個体群と、最後の急峻であるベロ・モンテ下流のそれに違いがある。すなわち下流産のものは、ヒレがやけに赤っぽい。
シングー上流域の地味なジュリー種
もう一つ面白いことに、シングー河の本種には、これまたアノストミダエのそっくりさんがいる。レポリヌス属の一種(たぶん未記載種)だけれど、こいつには胸ビレの上部に小さな赤い斑点がない。
ヒポマスティクス・ジュリーとレポリヌスの一種
上水中写真は、イリリ川合流付近の岩場で撮影したんだけど、両者は平和的に共存していた。ちなみに右下にある棒状の物体は、プレコのクソである(笑)。
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アノストミダエの魚族は、茹トウモロコシをエサにして良く釣れる。好物の淡水カイメンのエキスに似た味がするのかも知れない。トウモロコシは中南米が原産の栽培植物だけれど、世界三大穀物にノミネートされるほど、このテラ(地球)で重要視されている。おそらく中米のテオシントから1万年くらい前に派生し、南米に広がった。コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、ユーロ、アフリカ、アジアに急速に広まった。
巨乳もモロコシを食う
ブラジルは、USA、中国に次いで世界三位のモロコシ生産国だ。全体としてサピー食用よりも飼料用の生産が多いけど、極東島では馴染みのないバリエーションもある。例えば、怪人も案外と好きであるけど、ソルヴェッチ・デ・ミーリョ・ヴェルジ、すなわち青モロコシのアイスクリーム。
青モロコシ味のアイス製品
トウモロコシが好きだからってのが理由じゃないけど、アノストミダエには黄色っぽい色彩の種類が多いね。
シングーのレポリヌス・マクラータス
黄色基色のマクラータス種(Leporinus maculatus)は、シングーの岩場急流に多い種類で、岩を剥がして淡水カイメンの汁が四散すると、真っ先に集まってくる。
シングーのレポリヌス・ファシアータス
ファシアータス種(Leporinus fasciatus)は黄色と黒のバンドだ。これもよくモロコシで釣れる。フリッタ(揚げ物)にして美味しい種類でもある。
ファシアータス種に付着していたチョウ
たまに甲殻亜門顎脚綱鰓尾目(チョウ目)チョウ科の甲殻類が付着しているけど、魚が死ぬと勝手に落ちる。
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