韓国次期大統領選候補の支持率 文在寅氏が再び首位

【ソウル聯合ニュース】韓国の次期大統領選に関し、世論調査会社のリアルメーターが2~6日、全国の成人2525人を対象に世論調査を実施したところ、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が26.8%の支持率でトップに立った。昨年12月第4週に比べ3.8ポイント上昇した。与党側の有力候補と見なされる潘基文(バン・ギムン)前国連事務総長の支持率は2.0ポイント下がり21.5%となった。

 潘氏は3週連続で支持率が上昇し、12月第3週と第4週は首位だったが、今年最初の調査では支持率、順位とも落とした。リアルメーターは過去に裏金を受け取っていたという疑惑が報じられたことが響いたと分析した。

 支持率3位は共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)城南市長で、前回より0.8ポイント高い12.0%。4週ぶりにプラスに転じた。次いで、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表で、1.0ポイント下落の6.5%となった。3週連続で低下した。

 政党支持率は、共に民主党が4.8ポイント上昇の38.9%と首位を維持した。与党セヌリ党は15.5%で4.8ポイント下がった。国民の党も1.2ポイント下がり11.7%にとどまった。

 セヌリ党で朴槿恵(パク・クネ)大統領と距離を置く非主流派の「非朴派」だった議員でつくる新党「正しい政党」は今回の調査対象に含まれなかった。

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