住宅ローン詐欺の男2人 結婚詐欺で再逮捕
住宅ローン詐欺事件で、宮城県警暴力団対策課などは10日、公正証書原本不実記載・同行使(偽装結婚)の疑いで、登米市迫町佐沼中江5丁目、無職白井孝史(43)=詐欺罪で起訴=と仙台市青葉区落合4丁目、会社役員菊地孝治(49)=同=の両容疑者を再逮捕した。
逮捕容疑は共謀して2013年5月21日ごろ、当時鈴木姓だった白井容疑者の姓を変える目的で、共通の知人である県内の女性と白井容疑者の虚偽の婚姻届を宮城野区役所に提出した疑い。県警によると、いずれも認否を留保している。県警は女性の姓で住宅ローンを借りる狙いがあったとみている。
2人は同年9月上旬ごろ、共謀して偽造した源泉徴収票を使い、登米市内の銀行に住宅ローンを申し込み、白井容疑者名義の口座に現金3000万円を振り込ませた詐欺の疑いで逮捕、起訴された。
2017年01月11日水曜日