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【サッカー】

岩政らJ選手が福島原発訪問 「未来に向かって力になりたい」

2017年1月11日 紙面から

福島第1原発を視察するサッカー元日本代表の岩政大樹(右)ら(代表撮影)

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 元日本代表DFの岩政大樹(34)=岡山=ら5人のJリーグ選手が10日、廃炉作業中の福島県大熊町と双葉町にまたがる福島第1原発を訪問した。日本協会は福島第1原発事故の対応拠点だった練習施設「Jヴィレッジ」(同県楢葉町、広野町)の2018年一部再開を目指しており、Jリーグ選手会、Jリーグ、東京電力と共に企画。プロ選手の福島第1原発訪問は初めて。

 岩政は廃炉作業をしている約300人を前に「報道やニュースより、目で見ることが何よりも大切。廃炉作業も心から応援していきたい」とあいさつ。バスの中から約30分かけて福島第1原発の現状を間近で視察した。岩政は「外からだと(復旧の)時間が止まっているように思えたが、未来に向かっている。何か力になる第一歩にしたい」と述べた。

 Jヴィレッジも視察し、地元高校生と約1時間サッカー交流をした。日本協会は3月までに福島復興支援プログラムを策定する予定で、今回の活動も参考にするという。 (占部哲也)

 

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