CCさくらというとエレベーター回や最終回、メイリン振られる回あたりが代名詞みたいだけど私はドリーム回が一番好き。
40話「さくらと夢の中のさくら」胡蝶の夢をモチーフにしたエピソード。クロウカード編の一番のターニングポイントとも言える回であり、東京タワーにミステリアスな雰囲気、CLAMP作品らしさがよく表現されている。
予知夢なのでさくらカード編まで全部見終わってからこの回だけ見返すとこのシーンはここに対応してたのかと新たな発見があり、完成度の高さに驚かされる。
高柳氏の演出はCCさくらのアニメシリーズの中でもクセが強く独特。エレベーター回やクロウリードの過去が明かされる回もこの人の担当である。
あえて話の中身については詳しく語らなかったがもう一度見てみようと思った方はぜひとも演出に注目して見てほしい。