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【安倍首相NHK詳報】
「日韓合意は最終的かつ不可逆的な合意だ。韓国は誠意を示さねばならない」「解散は全く念頭にない」
--今後の政治の動きについて。春先までかかる平成29新年度予算が成立するまでは衆院解散はないか
「最大の景気対策は予算を成立させることだろうと思います。たとえば、予算の中には、保育士の待遇改善も含まれていて、予算が成立すれば安倍政権の4年間で約10%、待遇が改善されることになります。民主党政権時代は、3年間でマイナス1・2%でありましたから、大きな違いですね。
こうしたことをしっかりと実現することは間違いなく景気にプラスになっていく。私たちの政策を進めていく上においても、1億総活躍社会を実現していく上においても大切ですから、予算の早期成立に全力をつくしていきたい。
われわれはその間、解散の『か』の字もおそらく頭には浮かばないだろうと思っています」
--衆院の衆院選挙区画定審議会(区割り審)は5月下旬までに、新たな区割り案を勧告するとしている。区割り案の出る前後で解散することは
「今、申し上げましたように、私はまったく解散を考えていないわけで、それはまさに今の仕事に全力を尽くしていくことに、まさに頭はすべてそれに占められているわけですから、それはしばらく続いていくだろうと思いますね」
--衆院の任期は来年の12月までだ。長期政権の実現を目指していく上で、年内の解散を考えるか。それとも急ぐ必要はないと考えるか
「繰り返しになりますが、解散ということはまったく私の念頭にないわけで。まずは経済の再生をしっかりと進めていく。この経済政策に全力を尽くしていくことが求められているんだろうと思います。