－－東京五輪について１兆８千億円の経費を誰が負担するかということが焦点になっている。東京都、組織委員会、政府の三者で協議していくことになるが、政府としては

「まさに三者で話しあうことですから、政府としては丸川（珠代）五輪相が出席して議論していくことになる。国民的に納得できる形になっていくことが望ましいと思います。

　東京五輪ですから、当然東京都が主体的にやっていただきたいと思いますし、東京に残る施設は、東京にレガシーとして残るわけですから、いわば負担したものに対して、その資産として残っていくことも考えていただきたい。

　たとえば、私の地元・山口県には資産として残らない。しかし、国が応援するということは、まったく資産として残らない人たちも負担していくことになるわけです。

　ですから、そこのところも東京都にも責任感を持ってやっていただきたいと思いますし、当然オリンピックでありますから、国としても支援すべきは支援をしていきたい。だからこそ、この三者の協議の場においてしっかりと議論をしてもらいたいと思います」

　－－小池百合子都知事が国政に進出することになったら、首相はどう向きあっていくか

　「まだそれ（小池氏の国政再進出）については、何の話をうかがっていませんし、まだ自民党員のままですね。党費も払っていただいているだろうと思いますから、東京都と政府としては協力していくことが求められているだろうと思います」

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