－－米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古移設問題は重大な課題の一つだ。トランプ氏との会談では米軍の海外移転を進める計画についてはどのように話すのか

　「沖縄における負担軽減の重要性については話をしていきたいと思いますし、実際今、それは進んでいるわけであります。昨年北部訓練場４０００ｈａ。沖縄にある米軍の施設の２割、これは返還後最大の日本への返還がなされたわけでありますが、今後もしっかりと進めていくこと、負担軽減を進めていくことが日米の信頼関係をより厚くする、日米同盟をより確かなものにするということを話していきたいと思います」

　－－昨年１２月、沖縄県内で米海兵隊の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイの不時着事故があった。翁長雄志知事はオスプレイの配備撤回を求めているが、こうした声にはどう向き合っていくか

　「今回オスプレイが、給油中に事故が起こり着水をしたわけでありますが、かつては私たちが運行停止をしてくれと言っても、実際にはほとんど応じてくれてないのが現実でありましたが」

　－－一時飛行停止

　「一時飛行停止ですね。要請をしても米軍は運用にかかわることについては残念ながら、対応してこなかったわけですが、今回は一時運行停止に応じてくれました。そして給油活動についても原因究明をしっかりとするまではやめることについては米側も同意していただいた。しっかりと安全を確保した上において、これは運行していくことになるんだろうと思います」

続きを読む