2017年1月12日00時24分
警視庁が登録した住民に犯罪の発生情報などをメールで配信する「メールけいしちょう」で11日午後9時すぎ、暴行事件の被害に遭った女子高校生の氏名が記されたメールが誤配信されるトラブルがあった。赤羽署が発信する際、取り扱う権限がない署員が上司の確認を取らず送ったという。
誤配信されたのは、東京都北区で11日夕、女子高校生が路上で首を絞められ突き飛ばされるなどした暴行事件の発生メール。事件の発生日時や場所、容疑者の特徴などを送ったが、文中に本来は伏せるはずの被害者の氏名が記されたままだった。6545件が送信された。署が女子高校生の母親に謝罪したという。
「メールけいしちょう」は、登録者に無料で犯罪情報や防犯情報などを自動送信する仕組みで、警視庁が管理している。
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朝日新聞社会部