咲-Saki-実写ドラマ特別編の感想
咲-Saki-実写ドラマ特別編を視聴しました。
今まで2016年末に放映されていた全4話とは別に、長野大会決勝を戦う清澄以外の三校の話でした。
内容的にはプロローグ的になっており、原作では7局以降各学校の挑む前の話が中心でした。
原作に忠実なセリフやモモ等ギリギリまで完全に見せない演出を再現していました。
目次
龍門渕
個人的には実写として観た場合に関しては満足でした。
さすがにタコス級の声の再現度は無いと個人的に感じましたが、それでも皆さんそれっぽい感じの声でしたし何よりも純君がかっこよく再現されていたのが、個人的に大きな収穫でした。
しかし細かい所で再現できなかった(したらダメだと思う)所は仕方のない部分でしょう。
衣ちゃんの離れの屋敷が無かった
キャラそれぞれの再現はできていると思うのですが、衣ちゃんが幽閉されている屋敷から部屋へと変わっていました。
さすがに再現は不可能だったのかもしれませんが、どこかのゴルフ場やリゾート施設で撮影すると思っていたので、少しだけ想像していたのと違うなと感じました。
屋敷になっていない代わりに、麻雀牌の積み方が地味に再現されていたのが良かったですし、セリフもしっかり表現されており子役を使っているので声のリアルさが実写ならではだと感じさせられました。
欲を言うともう少し部屋を暗くなって欲しかったです。
一ちゃんが可愛かった
特に勧誘シーンから大会会場のシーンでの頬のタトゥーシールが変わっていたり、何かと仕草が個人的にツボでした。
しかし勧誘の時のNAGANOスタイルの再現度は無いにしろ、腕に鎖を付けるシーンの再現はして欲しかったです。
風越女子
放送最初に登場したのとキャプテンの映像ばかり流れて、キャプテンのムービー集化しているように感じられました。
キャプテンを除く4人がキャプテンを想いながら話しているので、間違ってはいないのですが回想や想像だけではなくもっと動いて欲しかったです。
文堂さんと深堀さんが凄かった
文堂さんの目の細め具合や深堀さんのふくよかな感じが良かったです。
結構美人ですし文堂さんが、原作以上に切れ者な感じが出ていました。
深堀さんが意外と話しそうな雰囲気が出ていましたし、実写化の影響(咲日和抜きで)で結構セリフが増えた印象があるので、キャラ単体として見た場合良い感じになったのではないかと感じました。
鶴賀学園
かじゅのモモを見つけるために乗り込んだ事件が出てくると思っていませんでした。
映画でやるだろうと思っていたのですが、良く考えてみると映画前の特別編向けのシナリオなので逆に前もって放映されるべきだったのでしょう。
衣ちゃんと同じく声だけでモモを完全に見せない描写は良かったと思います。
それと校内麻雀はのどっちが良くいるネット麻雀と同じく、天鳳がモデルみたいなので咲-Saki-実写世界の天鳳の影響力を妄想してしまいました。
むっきーの再現度
立ち絵むっきーの再現度が高くて驚いたのですが、動くむっきーの再現度も中々でした。
しかも原作アニメ通して無口なむっきーが、実写だとバリバリ話していて「うむ」を言わずに言葉のキャッチボールをしていて少し嬉しく思いました。
またむっきーの謎の儚さも再現されているのもポイントでした。
かじゅの動作の豊富さ
モモを見つける時の事件の話をしている時のかじゅが恥ずかしがっている動きに、柵に寄りかかっている時のかっこよさ等、一つ一つの動作が正直な所他のキャラに比較してきびきび動いてるように感じました。
原作でもかっこよさと可愛さの両立ができていたのですが、実写版でも両立できているようなので一安心しました。
予習に持ってこい
今回の放映を含めてTV版合計5話分を視聴していない人は、映画の内容を把握できるのか気になりました。
特に2016年末の清澄メインの全四話を観ていない方が楽しめるのか不安です。
逆に今回の3校について紹介する特別編を放映したことに関しては、咲-Saki-原作を知らない人にとっては決勝校の相手がどんな強さなのかが分かり、予習としては非常に良かったと思います。
さいごに
TV版咲-Saki-実写化は特別編(映画予習回)で終わりました。
原作を知っている自分からすると、いきなり実写映画を観るよりも前もってどんな感じなのかが分かるのは良かったと思います。
正直な話をすると実写の情報を知りドラマを観るまでは怖かったのですが、原作に近づけるよう努力しているのが分かりそれだけでも良かったと思います。
またアイドルに疎いのですが、世の中こんなにアイドルのがいるのかと思い、知識が増えたのも個人的には良かったです。
咲-Saki-実写映画が待ち遠しく感じました。