囲碁対局中にスマホなど使用禁止 日本棋院が新規定
囲碁の日本棋院は、コンピューターソフトの実力が高まる中、対局中にスマートフォンなどの電子機器の使用を禁止する不正防止のための新たな規定を設けました。
囲碁や将棋ではソフトの実力がプロのトップ棋士に匹敵するほどまで向上し、将棋界では去年、棋士が対局中にソフトを不正に使った疑いがあるなどと指摘されて出場停止処分を受け、その後、証拠はなかったとして日本将棋連盟が謝罪するなど大きな混乱が起きました。
こうした状況を受けて、囲碁の日本棋院は、10日に行われた常務理事会で、対局中のルールを定める規定にスマートフォンなどの電子機器に関する新たな項目を盛り込むことを決め、11日から実施されました。
新たな規定では、対局中の電子機器の使用を禁止しているほか、休憩時間中も自分の対局の中継を見るなど不正を疑われる行為をしてはならないと定められ、違反した場合、対局の停止や除名などの罰則の対象となります。
囲碁界では、これまで、電子機器に関しては対局中に携帯電話を鳴らしてはいけないなど、マナーを守るための規定はありましたが、不正を防止するための規定を設けたのは初めてだということです。
一方、将棋界では、将棋会館での対局中は電子機器をロッカーに預けることなどを定めた新たな規則が先月から実施されています。
こうした状況を受けて、囲碁の日本棋院は、10日に行われた常務理事会で、対局中のルールを定める規定にスマートフォンなどの電子機器に関する新たな項目を盛り込むことを決め、11日から実施されました。
新たな規定では、対局中の電子機器の使用を禁止しているほか、休憩時間中も自分の対局の中継を見るなど不正を疑われる行為をしてはならないと定められ、違反した場合、対局の停止や除名などの罰則の対象となります。
囲碁界では、これまで、電子機器に関しては対局中に携帯電話を鳴らしてはいけないなど、マナーを守るための規定はありましたが、不正を防止するための規定を設けたのは初めてだということです。
一方、将棋界では、将棋会館での対局中は電子機器をロッカーに預けることなどを定めた新たな規則が先月から実施されています。