トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

社会

鳥インフルの媒介阻止 豊橋の業者、ネズミ撃退ネット再販売

 業務用メッシュ製造の「くればぁ」(愛知県豊橋市)は13日、鳥インフルエンザウイルスを媒介するとされるネズミやイタチの侵入防止ネット「ネズサル」を再販売する。ハーブ、トウガラシや、ウイルスを死滅させる薬剤を練り込んだ繊維で針金製のネットの周囲を覆い、嗅覚が強い動物を撃退する。

 同社が鶏舎に設置した赤外線カメラで監視したところ、侵入しようとしたネズミが逃げる様子が確認された。わさびやマスタードも練り込み、ネズミだけでなくハクビシンやタヌキ、イタチなどにも効果があるという。

 鳥インフルエンザが猛威をふるう韓国では昨年10月から2千メートル以上、国内では12月から700メートルを既に売り上げた。感染拡大を受けて注文が相次ぎ、いったん販売を停止していた。

 同県田原市のイラコファームでは、鶏舎と採卵場をつなぐベルトコンベヤーに採用。高井正和社長(40)は「ネズミが寄り付かなくなったので安心」と話す。

 幅91センチ、長さ30メートルで9万9800円(送料、税込み)。1メートル8千円のお試しセットもある。問い合わせは、くればぁ=0532(51)4151=へ。

(中日新聞)

鶏卵を運ぶベルトコンベヤーを覆う「ネズサル」=愛知県田原市のイラコファームで

鶏卵を運ぶベルトコンベヤーを覆う「ネズサル」=愛知県田原市のイラコファームで

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索