東京MXで平日の夕方5時からやってる
「5時に夢中!」が好きで、観れる時は欠かさず観てるんですが……
木曜日のコメンテーターの岩井志麻子先生が
今日、とてもうまいこと言ってたので書かせてください。
ニュースランキング1位の
「露出狂の男の正体は風俗店店主」
の記事に対して、逸見太郎が
「風俗では店の女の子に手を出すのはご法度なんですね」
と解説すると、
「ならば、店の女の子を見て自慰行為をするのは良いのでは?
これは飲食店でいう、賄いになるだろう」
……すごい発想。私なら3日考えても出てこない。
空気を読まずに下ネタを連発する志麻子先生。
この人の著書も何冊か読ませてもらってて、
小説もエッセイも凄く面白かった。
テレビだけ観てると「ただの下品なおばちゃん」って思っちゃうけど。
もう一人のコメンテーターの中瀬ゆかりさんも大好き。
この方、自分の風体に対するコンプレックスが強くて
両国に行くと力士に間違えられないかドキドキすると言っていた。
今日話してて面白かったのが、
「イ・ビョンホンに私は会いたいけど、
イ・ビョンホンは私なんかに会いたくないはず」
と言って、せっかく公演後楽屋に招待してくれたのに、
タクシーに乗って帰ってしまったという。
女はいくつになっても乙女なのね
昨日のエチカの鏡……インド式教育と久保田カヨ子さんがギャルママサークルの人々の相談にのるっつう。
インド式は大してどうとも思わなかった。2桁3桁の掛け算が暗算できたところで、無駄な気がするし、語学だって、コンピューターのプログラミングだって、将来その子が進む道と関係あるかわからないし、選択もできないうちから、詰め込むのはどうかと思う。脱税の茂木さんは「子供はなんでもできる(うる覚えなのでかなりザックリ)」みたいなこと言ってたけど「なんでもできてどうすんの」と思う。早期教育を批判するわけじゃないけど(いや、批判してるのか)うすらぼんやりでも自分の好きなことを見つけて、没頭させてあげたい。元ヲタのママの願いです。
んでもって、今度は根底のテーマが真逆なんじゃないかっていう、ギャルママサークルの人々の話。
なぜ根底か……それはギャルママなるものがゆとり教育世代だからである。
土曜日までキッチリ授業があり、忘れ物をすると一列に並ばされて平手打ちを受けてた詰め込み教育世代の私としては、15歳で子供を産んだ子など、性教育をまともに受けてない子供が子供を産んだようなものだ。
ギャルママってお洒落だな~とか、若いお母さんって素敵~、苦労してて偉いな~って感じの番組構成だったけど、でき婚何組、シンママ何組って言うあたり、なんだか悪意を感じる。
シングルで働きながら子供を育ててるママや、夫の年収が280万のママ、自宅で家庭教師をしているママなど出てきたけど、結局貞操観念のない子が経済的にも自立できず、親に孫の面倒を見てもらって、テレビなんかにも出ちゃってま~す、って感じにしか映らなかった。
今回チンパンジーを髣髴させる久保田カヨ子さんは、存在感も言ってる内容もインパクトなかったな~。
ゆとり教育は私から見ると羨ましい。
土曜日は学校に行きたくなかった。
土曜日の午後のスイミングがきつかった。あ、本題から逸れました。
今までギャルママがテレビに出るとずっと心にひっかかっていた。
子育てはこうあるべきなんて思わないよ。子育て以前の問題。
すぐやらせる女は嫌いだな
日曜の14時からやってる「ザ・ノンフィクション」という番組をご存知であろうか。
まっちゃんの○○の話でも、まっちゃんが「好き」と力説していた。
私はドキュメンタリー番組が好きで、結構観ているんだが、
着地点がどうしようもなかったり、問題が解決しなかったり
後味悪いものも多い中、今日の「ちゃんと生きたい」は良かった。
内容はタイで生活していた通称外こもりとよばれる男性の話とリストカットを繰り返す女性の話であった。
男性の話は以前にもやっていて、タイでホームレス生活をしていたが、母親の七回忌を期に日本に戻ると絶縁状態だった父親も亡くなっていた。そこで前回は終わっていた。
で、今回、日本で生活するも、やはり自分が人間として生きていけるのはタイだと思い、ちらし配りや親戚などから援助も受け、もう一度タイに戻るということだった。
リストカットの女性は、タイでの休暇を楽しむという感じで、メインは彼女の人生と日本での生活だった。
タイで新しい生活を始めた男性はなかなか仕事が決まらず、日本で稼いだ資金も底をつきそうになる。
しかし、バンコクに日本人を雇ってくれるタイ語学校があり、ホームページで日本に向けてタイを紹介する記事を書くという仕事を得、男性は新たな道を歩み始める……とここでドキュメントは終わった。
前回、男性はホームレスで店の軒先で寝てるとき、暴行を受けたり、所持品を全て盗まれたりしていた。
それなのに、なぜまたタイに戻るのか、日本に彼の居場所はなかったのか。
いろいろ思う。とはいえ、仕事が見つかり、新しい職場で笑顔を見せる彼は日本にいた時とは別人のようだった。
リストカットの女性は過去の酷い事件の為にPTSDになり、働くこともできず、生活保護を受けて薬を飲む生活をしていた。彼女にはプロポーズしている恋人もいるが、今の状態の私では彼の妻になれないという。
これを例えば行政の人間が見ていたら、早く結婚して養ってもらって、生活保護を切りたいと思うだろう。
でも、彼女は彼と結婚するのであれば、ちゃんとした妻になりたいと言う。
その気持ちはすごくわかる。彼女が働けないことも、結婚できないことも。
いつか、彼女が回復した時、彼が傍に居てくれることを祈るばかり