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都市コロブログ

アニメや漫画などの感想・雑記や、趣味で書いた小説を扱っているブログです

『アイドル事変』1話・2話・3話の感想、あらすじ、オススメ記事(ネタバレあり・アニメ感想)【2017冬アニメ】

アニメ・アイドル事変 2017年冬アニメ アニメ アニメ・ネタバレあり感想

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 この記事には、多くのネタバレが含まれます。

 

 2017年冬アニメ『アイドル事変』1話の感想、あらすじ、オススメ記事をまとめました。

 2話と3話も、この記事に付け足していく予定です。

 

 

原作 MAGES.

監督 吉田大輔

アニメーション制作 MAPPA/VOLN

 

キャスト

星菜夏月 八島さらら 鬼丸靜 渕上舞 近堂幸恵 上田麗奈 不動瑞希 Lynn 飯塚桜子 久保ユリカ 桃井梅 仲谷明香 天羽くるは 吉田有里 小水流ミカ 赤崎千夏 闇†林檎様 山本希望 神代 藤原祐規 桜庭 石井康嗣

 

放送情報

TOKYO MX 毎週日曜 23:30~24:00

とちぎテレビ 毎週日曜 23:30~24:00

BSフジ 毎週月曜 24:00~24:30

サンテレビ 毎週月曜 25:30~26:00

群馬テレビ 毎週火曜 22:00~22:30 ※放送時間は変更になる場合があります。

 

配信

dアニメストア 毎週火曜 12:00〜

ニコニコ生放送 2017年1月11日~ 毎週水曜 23:00~

ニコニコ動画 2017年1月11日~ 毎週水曜 23:30~

バンダイチャンネル(SVOD) 2017年1月14日~ 毎週土曜 12:00~

フジテレビオンデマンド 2017年1月14日~ 毎週土曜  12:00~

U-NEXT(SVOD) 2017年1月14日~ 毎週土曜 12:00~

アニメ放題 2017年1月14日~ 毎週土曜 12:00~

GYAO! 2017年1月14日~ 毎週土曜 12:00~

AbemaTV 2017年1月14日~ 毎週土曜 12:00~

 

idoljihen.jp

 

 

■1話感想


□アイドル議員…狂気の世界

 

 開始1秒で既におかしい。プロレスの実況のように社会問題を語った後、国会議事堂で踊り続けるアイドル達が映されます。

 

 そして、唐突な場面転換。越後(屋)と国会議員が登場し、山吹色のお菓子の受け渡しが行われました。
 「わっはっは」と二人で高笑いを上げていたら、国会議員の先生が喉に食べ物を詰まらせ突然死亡…。

 

 理解が追いつかないまま困惑していると、また場面転換し謎のかけ声が聞こえ始めます。

 

村人達「NATUKI!! NATUKI!! NATUKI!! NATUKI!!」
夏月「みんなぁ~、今年も私の歌に合わせて、苗を植えてねぇ~。田植え盛り上がるよ~」
村人達「ウォォォオオオォォォ!!!」

 

 主人公・星菜夏月が、農作業を励ますためにプリキ○アみたいなポーズを取りながら、アイドルゴッコをしていたのです。

 

 今期アニメは、何かがおかしい。『あいまいみー』『セイレン』と続いて、コレですよ。
 僕は、『アイドル事変』というタイトルから、内容を全く想像できなかったのですが、かなりレベルの高い作品みたいですね。
 時折、ついていけなくなりますけどw

 

 田植えをしていた人たちは、夏月にとても感謝をしていました。僕は、田植えをした事がないからよく分からないんですけど、稲を植えている横で歌ったり踊ったりしてもらえると、やはり嬉しいものなんでしょう。とても作業が捗りそうです。

 


□坂を上の雲とは、国会議員の事

 

 上記の光景を目の当たりにしたヒロイン党の党首・近堂幸恵は、(アイドル)国会議員になってよと、軽い感じで夏月を誘います。
 公式HPのworld説明によると、舞台は現代日本によく似た、パラレルーワールド的な世界ニッポンという国らしいです。なので、日本人の僕らとは感覚が違うんでしょうね。なので、ニッポン人にしてみれば、田植えの横で遊んでいた少女を国会議員にしようとするのは、別におかしな事ではないんでしょうね。

 

 国会議員になるためには、まず候補者オーディションを受けなければいけません。その内容は、凄まじい勾配のある坂『アイドル坂』を一番最初に上りきる事です。
 ある意味、ファンタジーアニメよりも、ファンタジーしてるw

 

夏月「東京に、こんな坂があるなんて…」
夏月「苦しい…。やっぱりアイドルになるのは、大変なんだ…」

 

 君、騙されてるよ? それに、国会議員になる事が頭からすっぽり抜け落ちてるw

 


 そして夏月は、アイドルへの情熱を急に燃やしだして坂を掛けあがり、ヒロイン党・新潟一区の候補者となりました。「うそ、日本に大統領って、いないんですか?」と真顔で驚く候補者が誕生した瞬間です。
 自分で書いた文章ですが、何度読み直しても意味が分かりません。しかし、誇張は一切してないんですよねぇ。

 


□先輩アイドル(議員)、オーラを出す

 

幸恵「ヘーキ、ヘーキ。何とかなりますってw」

 

 ナルカナ~?

 

 流石に、(これ以上酷くはならないよね?)と思っていたのですが、

 

鷺宮「政治は、実力です。皆さん、見た目のハデなパフォーマンスに騙されてはいけません。今こそ我が楼凱党に、みなさんの一票を」

 

 超絶正論を吐きながら、党名と本人の名前が酷い対立候補が現れてしまいました。その名は、楼凱党(ろうがいとう)の鷺宮政義(さぎみやまさよし)です。老害党(意訳)って、こんな名前出していいのかな?w

 

 更に、先輩アイドル・鬼丸静も登場。
 議員になるため、静の指導のダンスレッスンでしごかれた夏月は、大声で窓ガラスを割り額から血を流すほど努力するも、才能なしと切り捨てられてします。

 

 そんな静には、他のアイドル政党を首になった過去がありました。
 その時言われたセリフが↓コレ。

 

瑞希「確かに静…、あなたのパフォーマンスは素晴らしい。人並み外れたセンスも持っている」
瑞希「でも、あなたのオーラは…。あなたはそのオーラ故、今まで多くの人を傷つけてきた。あなたのオーラは決して人と交わることのない諸刃の剣…」

 

 オーラを理由に、アイドルグループを脱退させられるとかw
 このセリフは、「あまりに優れた才能は、人(同業者)を傷つける」的な意味なのかな~と捉えていたんですが、どうも静さんは本当にオーラを出せるようです。
 一緒に踊っていた人たちが苦しそうに倒れていく姿は、すっごいシュールでしたw

 


□なんかコンサートが始まったよ

 

 それで、なんか、コンサートが始まりました。ニッポンの選挙制度がよく分からないのですが、このコンサートは街頭演説みたいなもんなのかな?

 

 緊張する夏月を突き飛ばし、転げ回らせて舞台に放りだす幸恵。次に彼女は、静にもカミカゼを吹かせろといって、舞台へ向かわせます。
 もうメッチャクチャw こんな人に票を入れる有権者が多くいる国なのかぁ、ニッポンは。怖い国だなぁ~。
 「過去にあった辛い出来事を克服しろ」という感じの、いい話っぽい雰囲気を作り出していましたが、その後に始まるのは歌って踊って念も使って投票を呼びかける、不思議コンサートです。

 

 選挙妨害していた鷺宮がそんなに大きな声を出していないのに、お客さん達の声が聞こえなくなり、口パク状態になっているのはメッチャ笑いましたw 表現が大げさすぎるよw

 

 まぁ、覚醒した主人公が場の雰囲気を変えてしまう訳ですが、その方法が何と花のオーラを出すこと。

 

「…なに? このオーラ…」

 

 どうも、そのオーラに触れたものは、オーラの持ち主に投票したくなるようで、静のオーラと混じり合い人々を洗脳していきます(対立候補含む)。
 その結果、夏月は政策のせの字も言わずに、国会議員となってしまいましたw
 小泉さんやトランプさんも、いつかオーラにやられてしまうんだろうか?

 

 しかし、まさかの『能力もの』だったかぁw

 


おばあちゃん「夏月。負けるな、踏ん張れ!!」

 

 踏ん張らないでどうぞ。負けてくれw

 


□このアニメ、競女と同じ匂いがする

 

 ライブは、キャラのアップは手書き、離れるとCGになって違和感なく視聴できました。全体的に、作画がいいです。
 あと、クレジットの『つんく』という文字を見ただけで、なぜだか笑えましたw

 

 ただ、この作品が醸し出す「ちょっと引いちゃう人もいるんだろなぁ」という雰囲気は、『競女』や『ミルキィホームズ』の二期を思い起こさせます。
 でもそれらと違って、アイドルものは流行りのジャンルだから、円盤は売れるかもしれませんね。

 

 また、1話では申し訳程度だった政治要素が、回を追うごとに増えていくのかどうかによって、評価が全く違うものになるでしょう。ブラックジョークも1話レベルだと笑って済ませられますが、量が増えてくると眉をしかめる人も出てくるでしょうし。
 個人的には、面倒な問題は歌と踊りで解決!! みたいなノリにしてほしいのですがw

 

 それと、『アイドル事変』には、あまりにも内容が突き抜けていると、具体的な感想が思い浮かばないんだなぁということを、思い知らされましたw

 

 無茶苦茶なところが面白かったので、視聴継続します。