元声優のすやまたくじです。
今回はその時に経験した声優養成所や専門学校についてのお話。
僕の声優として経歴
養成所・専門学校の選び方の解説の前に僕の声優としての経歴を簡単に紹介。
代々木アニメーション学院⇒日本ナレーション演技研究所⇒小さい芸能事務所(現在は潰れてありません)
声優としての芸歴は専門学校も含めて4年ぐらいで、その後に芸人に転向しています。
声優養成所・専門学校の絶対条件
声優養成所と専門学校のどちらがいいとは一概には言えません。
選びところによりますから。
ただ、絶対条件として必ず事務所とパイプがあるところを選びましょう。
繋がりがあると良い成績を残せばそのままその事務所の預かりになれるからです(いきなり所属はほぼない)
逆に繋がりない声優養成所や専門学校に入ってしまうと、もう一度つながりのある養成所や専門学校に入り直す必要があります。
時間とお金が余計にかかってしまうため、実力に自信がある人ならいきなりパイプがあるところを必ず選びましょう。
全体的に養成所の方が事務所と繋がりがあるところが多いですね。
僕が行った日本ナレーション演技研究所もその一つ。
逆に代々木アニメーション学院は事務所との繋がりなし。
養成所と繋がりがあり、代アニで養成所のオーディションを受け、そのまま養成所に入り直すか、もしくは辞めた人のみでした。
東京校では優秀な生徒はアニメなどのオーディションなどを受けられるといった話ですが、僕が通っていた福岡校ではそんな話は一切なかったですね。
事務所と繋がりがある声優養成所・専門学校一覧
- 日本ナレーション演技研究所
- 青二塾
- 81ACTOR'S STUDIO
- プロ・フィット声優養成所
- 俳協ボイス
- アクセルゼロ
- インターナショナル・メディア学院
- 東京アナウンス学院
- アミューズメントメディア総合学院
声優事務所とつながりがある主な養成所や専門学校は以上の通り。
他にもまだありますがこれらを押さえておけば十分ですね。
インターナショナル学院までが養成所で、東京アナウンス学院とアミューズメントメディア総合学院が専門学校ですね(どちらも学院という名称なのでややこしい)
養成所は事務所直営となっており、良い成績を残せばそのまま直営の事務所預かりになる流れ。
専門学校はパイプがある事務所のオーディションを受けることができ、その結果が良ければ事務所預かり、悪ければその事務所の養成所に所属して再度レッスンとなります。
声優養成所と専門学校の大きな違い
声優養成所は期間が半年~2年と決まっており、その期間内に事務所の預かりになれないと卒業、つまりクビとなります。
専門学校は期間が1年~2年。
卒業の時期に事務所(パイプがあれば)や養成所のオーディションを受けるという形。
つまり、養成所は実力がないとクビ、専門学校は養成所で再レッスンになるという形が大きく違います。
実力に自信がない、演技のまったくの素人なので基礎からみっちりと時間をかけて学びたい場合は専門学校から入った方がいいです。
ただしその分、時間とお金がかかる点は覚悟しておきましょう。
以上、経験者が語る失敗しない声優養成所・専門学校の選び方でした。
ではではまた。