「進撃の巨人」元編集長が妻殺害で逮捕
大ベストセラー漫画「進撃の巨人」を立ち上げた講談社社員の朴鐘顕(ぱく・ちょんひょん)容疑者(41)が、妻に対する殺人容疑で1月10日、警視庁に逮捕された。事件が起きたのは2016年8月9日。妻の佳な子さん※(当時38)が心肺停止状態となり、夫の朴容疑者が119番通報。警察には「自殺だと思う」と説明していた。
「病院に搬送されましたが、約1時間後に亡くなりました。玄関近くにある階段の下で、部屋着姿のまま倒れていたそうです。額に擦り傷が数カ所あったのですが、致命傷はなかった」(社会部記者)
死因は窒息死。警察は当初から事件性を疑い、自殺と他殺の両面から慎重に捜査を進めていた。複数の監察医による所見で、「事故ではなく、他殺と判断して矛盾はない」という結論に達し、逮捕に踏み切った。
朴容疑者は09年、編集長(講談社での呼称は「編集班長」)として「別冊少年マガジン」を立ち上げ、創刊と同時に「進撃の巨人」の連載をスタートさせたカリスマ編集者。昨年12月に刊行された同作の最新単行本は初版202万部で、累計発行部数は6千万部を突破した。
「週刊文春」では逮捕直前、朴容疑者を直撃取材していた。その模様も含め、1月11日(水)発売の「週刊文春」で詳報する。
※「菜」の草冠の下が「爪」、その下に「木」
このスクープ記事の詳細はニコニコチャンネルの
「週刊文春デジタル」で1月11日午前5時より全文公開します。
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