2017-01-09

自分で何も生み出さないくせに批評だけしてる」という批判のされ方に違和感がある

はてなブックマーク - 「君の名は。」井筒監督が酷評「あんなもの、別にオレらが観る理由はないわ」|ニフティニュース

ここにそういう人気コメントがあって思ったんだが。

自分では何も生み出さないけど批評だけする」存在って普段擁護されてるよね?

例として、ネット民に対して「叩くやつはこれより上手く出来んの?」とか「何も生み出せないくせに文句ばっかり言うやつ」とかみたいな物言いがついた時ってネット民ってめっちゃ敏感に反論するじゃん。

ここでは「生み出さないことと批評することが別に関係ない」って話になってるよね?「生み出してないことで批評する権利など損なわれない」と。

まずそうじゃないとネット民の大半が「お前何にもしてないくせに何偉そうに言ってんの?」ってなっちゃうし。

で、たまに上のような「自分で何も生み出さないくせに批評だけしてる」存在批判されることがあるんだよね。

そういう時違和感があるんだが、「え?何も生み出さないけど批評する正当性って君たちが権利として今まで主張してきたことだよね?なんでそれを叩いてんの?」と思ってしまう。

ここでいうと、マツコデラックスが表に出ている「自分で何も生み出さないくせに批評だけしてる」存在だとしても、そこを叩くポイントにしちゃっていいの?ダブスタじゃねーの?と思う。

ネット民有象無象の小さな声だけど、公人となったら別」って言う人もいるだろうけど、なんかなー、不誠実な責任逃れに思えるんだよね。

自分で何も生み出さないくせに批評だけしてる」存在を叩く判定がぶれすぎじゃねーの?気に入らないやつを叩くためには便利な言葉だけど、そんなにほいほい使ってたら息苦しくなりそうだけどなぁ。つーかこういう批判する人って自分を省みたりしないんだろうか。

から個人的にはこの批判のされ方はダブスタ気味に見えるし、もっと自分で何も生み出さないくせに批評だけしてる」存在に寛容になってもいいと思うんだけど。

まり、この批判って一見正しいことを言っているようだけど、全然的を射た批判ではないよねってこと。


あと、創作者が創作者を批評するときによく外野で売上や作品の出来が持ち出されることにも違和感があるんだが、今回はいいや。

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    アホすぎワロタ。同じ映画監督ならば作るか的確なテクニカルな部分などの具体的指摘をするかのどちらかで、素人は見ただけで比較できる批評をしてもいい、というだけの話だろ。青...

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