2017年1月10日21時43分
NHKは10日、横浜放送局の営業部に勤務していた40代の男性職員が、部の運営費数十万円を着服していた疑いがあると発表した。昨年10月に内部調査を開始した直後、男性職員は自殺したという。
NHKによると男性職員は、受信料の契約や集金業務を担う委託先企業などを統括し、受信料の収納業務などを担当する営業部に所属。2015~16年、複数回にわたって、受信料の過払い分を視聴者に払い戻すよう装った架空の伝票を作り、部の運営費から現金を引き出して着服した疑いがある。不審に思った同僚の指摘で発覚したという。
NHKは「誠に遺憾であり、再発防止に努めます。調査を継続しており、被害額を確定させた上で、弁済を求めていきます」とのコメントを出した。
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