最近私はとてもたくさんのものを失くします。
毎日、ひとつひとつ、私から離れてゆきます。
一体、皆どこへ行ってしまったのでしょう。
私は、今日もこうして、揺れる舟の上で、通り過ぎたはずの遥か彼方の桃源郷を望んでいます。
ゆらゆら、ゆらゆら、揺れる舟の上。
くるくる、くるくると空を仰ぎ、回転し続ける、おぼつかない足とりの私。
きらきら、きらきらと輝く水面に、
ひらひら、ひらひらと舞い落ちてゆく私の感情…。
もろもろの雑業雑修自力のこころをふりすてて、一心に阿弥陀如来われらが今度の一大事の御生御たすけそうらえとたのみもうしてそうろう。
たのむ一念のとき、往生一定御助け治定とぞんじ、このうえの称名は、ご恩報謝とぞんじよろこびもうしそうろう。
この御ことわり聴聞もうしわけそうろうこと、御開山聖人ご出生のご恩、次第相承の善知識のあさからざるご勧化のご恩と、ありがたくぞんじそうろう。
このうえはさだめのおかせらるる御おきて、一期をかぎりまもりもうすべくそうろう。
フリカエレバ、ナガイトキガ、タッテイマシタ。
シカシ、ソノ、ナガイハズノトキガ、ワタシニ、ナンノジッカンモ、アタエズ、ワタシハ、タダ、マイニチヲ、ヤリスゴスバカリナノデス。
ワタシニハ、イッタイナニガ、アルノデショウ。
キット、ワタシニハ、ナニモ、アリマセン。
モシ、ナニカ、アルノダトシタラ、ソレハ、オシツブサレソウナ、ヨルノ、ヤミダケデショウ。
眠っているうちに朝になり、昼近くなって、すでにでかけてしまったその家の主がつけっぱなしにしていたらしいテレビがワイドショーを放映しているのだが、もちろんわたしは眠ったままで、サスペンス映画の夢を観ていた。
それは結婚式で、女性リポーターがマイクを持って人々に話しかけ、あるいは自ら何かを報告し、その声(早口にまくしたてる高い部類の)はそのままに画面の隣室の薄暗い畳を映し出し、赤い斑点が二ツ三ツにじんだかと思うと血まみれの赤ん坊がよちよちと立ち歩きして画面の右上から現れ、さらにカメラが移動していくと、相変わらずの能天気かつ無粋な女性リポーターの祝辞に埋め尽くされた音声の中を、襖の裏に刺された女、向かいに刺した女、と早いカットで物語が語られてゆき、観ているわたしはぞくぞくとするのだが、その時次にはこんな映画撮ろう思って撮ったのがこの「しどけなさ」で、音声と映像の時間軸がただ一点でしか交差しないという構造が観る人にぞくぞくした感じを与えられるかどうかは、わからない。
小説家になろうとしている男と、その幼なじみの女がいる。他に男の中学・高校の同窓生。
場所は男の部屋。主人公は始めの男。彼を中心に物語は振興する。
これは、作品のおぼえがき。
使えるのは3つの超能力のうちの1つだけ。しかも1回きり。悩む男。どれにしよう。
テレポートは移動した地点に偶然物質があったら原子と原子が重なっちゃって大爆発が起こるって何かのSFで読んだし、テレパシーは使い道が思い浮かばない。
サイコキネシスは言いにくいし・・・。ああ!!選べない!!
こんなのモーニング娘。のなっち以外でどの娘がいいかを選ぶようなもんだ!!
さんざん思案した挙句それでも男は答えを出した。
「じゃ、矢口で。」
うん!!その意気や良し!!
組織抗争の渦中に巻き込まれた男達の裏切りと策略を描いたフィルム・ノワールです。
ここ誓くの間、女の子を主人公にした作品が続いたので、今回は登場人物を男ばかりにしてみました。
もともとは、アクション映画を撮りたくて、映画を作り始めたので、古巣に帰ったような気持ちです。
全く訳がわからないけれど、言葉も話せないでいたあの子たちほどじゃない。
全て解ってしまうかもしれないことなんて、バカげた話。全くわかるはずもないんだから。
シシテシレハ 嘘デスカ?
話をしている。音。ただ流れている音。起こっている出来事。色つきの。
万華鏡はブチ壊さずに、全ての色彩を見ることも、ブチ壊すことも出来るはず。
ソシテソレモ 嘘デスカ?
おかっぱの男はある日死体のOLを拾ってきて家に置こうとするけど
長髪の男はおもしろくなくてマンガを読んだりゲームをしたり蹴られたりしているうちにおなかが減って米を食う。
いい加減な気持ちと軽いノリで撮り始めたのですが、いざ試写会にむけて完成させてみると本当にひどいできぐあいで、
とても人に見せられるものではなく、めそめそ泣きながら、全編改テイ致しマシタ。
当初に考えていたものとは、ほとんど違う作品になりましたが、これを機に、
ふやけず心をぎゅっとひきしめて、今後真剣に撮ることにします。
浅い夢を良く見るようになったパンクもどきは、夢に出てくる男が気になって仕方がない。
自分の部屋の電話が亡くなった事に気が付いたパンクもどきは、電話を探しに外に出るがその途中に故障した電話に話し掛けるレディEに出会う。
ロケハンの日も撮影の日もとても天気がよくて、映画をとるのはこんなに楽しいんだとつくづく思いました。
ロケハンの日は特に雲ひとつなくて、近所のじーさんばーさんが沢山いて今にも死にそうな勢いでボーっとしてて、空気も気分もゆるみまくり。
消え入りそうになる不安をおしみつつ、こみあげる幸せにうしろ指さされながら撮った。
自己中心的プラトニックストーリーです。
映画づくりというのは面白いもので、毎日映画のことしか考えてない僕のような人間でも実際カメラをのぞいている時間は一年間のうち5時間ぐらいです。
そのうちの、一時間がこれです。男二人と女一人が人と出会ったり、事件に出くわしたりしてラストシーンに向かうというものです。
題名は、ローマの休日と、マンガのホテルカリフォルニアと、ロマンロランと、ドラマのHOTELとロマンポルノと、ロックバンドのローマンホリデーを足して六で割りました。
内容に多少影響してます。
念のたね言っておきますが、「紙袋」ではありません。
月の満ち欠けや虫の鳴き声、風の匂い、水の色…。
空気の美しさに酔い、わびさび満開の名曲たちを略装版、つまり「ペーパーバック」にしたのがこの作品です。いつでもあの子のことを考えている。
現実にねじ曲がり、美化され、誇張され、偉大なケモノになってしまっても。
恋愛にウソはつきもの。でも、どこまでが本当で、どこまでがウソか言わないのが、「やさしさ」ってものです。
1,2,3
Fは朝早いので、私たちの生活はばらばらです。私が起きたときにはFはもうでかけた後で、私が帰ってきたときにはFの存在の希薄さが、私に幸福を与えてくれます。
眠っている身体は、見ず、聞かず、語らず、ただの温度となって私の生活の中に降り積もります。
私は、自分の生活をゆっくりと把握していきます。
3,4
最近のFのファンだという露出狂につきまとわれていましたが、つきあってみると割と、無害なので、友達になりました。知識もある人なのでなかなか勉強になります。
5
人々がFの居場所を私に尋ねます。
Fは不在の模様です。Fがどこへ行ってしまったのか、私たちの誰も分からないでいます。
「渡仏」これが今回この作品の運命を左右する一つのキィーワードとなった。
本来主演となるはずだった能勢さんから、突然、「ごめん、来月からフランス行く。撮影できない。」
うそーん。気分はクイズ百人に聞きましたのトラベルチャンス失敗、見送りぐみの雰囲気である。んで、なんとか代理に人で撮りました。
能勢さん、中途半端でごめん。
鈴木さん、協力ありっがとう。そんな感じです。
おまえに映画を作る動機がない、と診断され、とても悲しい日々が過ぎていきますが、動機に乏しい殺傷事件も増えていますが、ふと、他人事ではないような沈黙が…。
気をつけて普通の人にならないと。
そういうビデオクリップです。
巨人軍のようなビデオクリップです。