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<阿多羅しい古事記>
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天皇が表明した生前退位に対して、政府が一代限りの特別法案を国会へ提出することになった。秋篠宮を皇太子待遇にして、明仁を上皇にするようだ。
ニュースはどれも、現在の秋篠宮一家の皇族費が皇太子一家より桁違いに少ないという同情と特別法成立によって格差が無くなる安堵で締めくくられている。天皇、皇太子の内廷費は3億2400万円で、秋篠宮一家は6710万円なのだそうだ。
明仁の退位で、今まで天皇と皇太子の二家族分だった内廷費が、文仁一家の分を加えて三家族分に膨らむ。まさか「上皇」を宮家待遇に格下げしないだろうから。
宮内庁はさぞかし歓喜していることだろう。「上皇」という二人目の天皇とその組織、宮家から格上げされる一家とその組織、すべてが昇進するわけだ。その上、天皇が替れば、大嘗祭などの式典が山ほどあって、世界中にお披露目できる。
「天皇陛下、お可哀相・・・」と言っていた平民は、祭りの後にもそう言うだろうか。
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