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民進党、原発ゼロの工程表先送り 蓮舫氏「衆院選に合わせ」

 「ソーラーシェアリング」の取り組みを視察する民進党の蓮舫代表(中央)=27日、千葉県匝瑳市
「ソーラーシェアリング」の取り組みを視察する民進党の蓮舫代表(中央)=27日、千葉県匝瑳市
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 民進党の蓮舫代表は27日、「2030年代原発ゼロ」の工程表取りまとめの時期を年明け以降に先送りする考えを表明した。千葉県匝瑳市で「次期衆院選に合わせる。エネルギー政策は大きな柱の一つになる」と記者団に述べた。党エネルギー環境調査会は当初、早期の衆院解散・総選挙をにらみ、年内に一定の結論を出すとしていた。

 党内には、原発政策を安倍政権との対立軸として打ち出したいとの思惑がある。ただ、支持組織「連合」の傘下には原発推進派の電力総連があり、工程表づくりには曲折が予想されていた。

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