8日
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少女像問題で対抗措置、長嶺大使が9日に一時帰国
韓国・釜山の日本総領事館前の少女像設置に対抗して、9日、ソウル駐在の長嶺日本大使が一時帰国します。
長嶺大使の一時帰国は、従軍慰安婦を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、日本政府が先週金曜日に決定しました。大使は9日の午後、帰国します。
釜山の少女像は、昨年末、慰安婦問題の日韓合意に反対する市民団体が無許可で設置しましたが、韓国政府は撤去に動いていません。
これに対し日本政府は対抗措置を発表し、安倍総理も撤去を求める考えを示しています。しかし、像の撤去は韓国内の反発から容易ではなく、日韓関係の悪化が懸念されています。(08日16:04)