読者の意見:旅客機内ではアルコール類の提供を禁止せよ

 12月22日付の朝鮮日報に、酒に酔った乗客が旅客機の中で暴れたことを報じる記事が掲載されていた。このように酒癖の悪い客には搭乗拒否ができる国もあると聞いたことがある。この問題では乗客が暴れたことばかりがクローズアップされているが「そもそも機内でアルコールを提供してもよいのか」という問題は見過ごされている。酒を与えず飲酒を禁止すれば、今回のような問題は起こらなかったはずだ。機内での飲酒は飲酒運転と同じく非常に危険だからだ。

 例えば酒を飲んだ客がおとなしくしている場合でも、機内で何らかの非常事態が発生した場合、乗務員はその酔っ払いへの対応に追われてしまうだろう。つまり酒好きたちは機内でも酒を飲みたいだろうが、酒を飲まない客はそれによって大きな迷惑を受けることも考えられるのだ。私も飛行機の中で隣の乗客が酒を注文し続け、乗務員が際限なく酒を提供するのを見たことがある。それでも私は何も言えなかった。機内での飲酒を規制するルールがなかったからだ。

チョ・ジュンサンさん(牧師)
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース