Microsoftは新作Co-opアクションRPG『Scalebound』の開発を中止したと発表した。公式サイトにて伝えられたもので、慎重な協議の結果決断されたという。プラチナゲームズが『Scalebound』のIPを保有しているのか、同社が単独で今後も開発を進めるのかなどは明らかにされていない。
海外では、EurogamerとKotakuが複数の情報筋から証言を得て、「『Scalebound』の開発でトラブルが発生した」と報じていたばかり。その直後にMicrosoftが同作の開発中止を認めた形だ。Eurogamerは特に詳しい情報を伝えており、昨年8月の「gamescom 2016」以降は両社の関係が劇的に悪化していたこと、シニアレベルのメンバーが秋頃にプロジェクトから1か月ほど離れたため進行が遅れたこと、結果として計画のデッドラインを超えてしまったことが伝えられている。また同作はゲームエンジンに関する問題も抱えていたという。
『Scalebound』はE3 2014にて正式発表されたWindows 10/Xbox One向けタイトル。プラチナゲームズらしい3Dアクションを軸に据えながらも、装備品の売買やドラゴンのカスタマイズといったRPG要素や、最大4人でプレイ可能なCo-op要素も特徴とされていた。
【UPDATE 2017/01/10 9:15】 本文を一部加筆・修正しました。