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新しい時代には、新しい時代に適応するような社会構造の変化が生まれるでしょう。
純然たる資本主義と市場経済の歪みから社会保障という理念が生まれ、ヨーロッパの各国では(社会主義国かと見間違うほどの)充実した社会保障がなされています。
その行き着く先(もしくは発展プロセスのひとつ)がBIなのでしょう。
社会構造を変えていく意味での先進国の壮大な実験には大いに期待を持っています。
本当は、「みんなと同じがとても快適な」日本社会にとても適合するシステムなのですが…。
マクロでみても過剰な供給はデフレ圧力となり先進国の多くは低インフレ、日本なんてデフレに苦しんでいます。核兵器の台頭と建築技術の向上により戦争や大震災による供給の毀損が起こりにくくなった現代において、平和的な供給毀損の方法がまさにBIなのではないでしょうか。水より金塊が高額なように人は本質的価値よりも希少価値を優先する傾向があり、モノが溢れる社会では感謝や幸福感を忘れやすくモノが売れにくくなります。
BIの導入は人々が本当にやりたいことを仕事にし、自然の中で助け合って暮らし、再びモノやサービスがありがたいと思える豊かな社会を実現し、景気も心も元気にするものと予測します。
また教育領域では、他のセッションですが「試験は必要なのか?」という議論や合科についての話、昨年初めて一部導入を開始したテクノロジーを用いた試験の話などが出ていて、今後も注目していきたいと思っています。
たとえば、純粋な共産主義国家であれば、国営機関で働く労働者は平等にインカムを与えられるかもしれません。
また、現在でも、巨大な産油国では、国が財源を支配しており、実質的には王家を除く多くの人々に、実際には不要な仕事を国が与えてインカムを保証しています。まあ、空港でいえば50メートルごとに要らない警備員がいたり、1人でいい荷物検査場に5人がいたりするようなことです。
ある程度の所得の再分配が必要であることはわかりますし、国民が最低限の生活をする権利があることもわかりますが、BIまできてしまうと、成果に応じた配分を基本とする資本主義国家としての活力を失わせるものではないかと危惧します。
BIを入れるよりも、可能な限り社会保障・消費税を抑え、小さな政府をめざすべきです。北欧は既に国民負担率が高いため、BI導入が議論できるだけです。
BIよりも重要なのは、「ベーシックサービス」のようなものだと思います。技術/シェアエコノミーを総動員して、住居・移動・健康を極力安く提供する。これが日本の道だと考えています。
とはいえ、北米での実験には注目しています。連載、楽しみです。
しかし、少し前のホリエモン氏のインタビューとかで「NPは今だったら北欧に飛んでBIとか特集すればいいのに」みたいなことを言っていた通りの展開になりましたね 笑
それが、今回の対象は失業保険や生活保護者の一部が対象です。
つまり今回の実験は、単にBIが失業保険や生活保護制度の代替になるかというものでしかなく、肝心の社会保障制度全体の代替になるかどうかという実験ではないと言えます。
それでもやらないよりやった方がマシという意見もあるでしょうが、フィンランドの失業保険は月700ユーロ。
対してBIは560ユーロですから、実は単なる失業保険の代わりとしても、政府にとっては大きなコスト減になります。
フィンランドは日本と同様高齢化が進み、人口の1割が生活保護対象という国家です。
高福祉国家のフィンランドで、月数百ユーロのはした金で、生活保護や年金が置き換えられるなら、国家にとって万々歳でしょう。
だから私には今回の実験の明るい兆しとは思えないのです。
捻くれた見方かもしれませんが、福祉の充実ぶりで、一部の識者から地上の楽園のように言われた北欧が、遂に自身の高負担高福祉政策を放棄するような実験を始めなければいけなくなった事に、むしろ大きな危惧を覚えます。
現実問題として先進国を覆う少子高齢化は、福祉国家の存立を許さなくなっています。
BIとはAI云々の明るい未来の政策というより、少子高齢化国家のやむなき選択として、福祉国家の放棄とバーターの政策であるという方が現実に近いのではないでしょうか。
この実験でも、新しい発想としてでは無く、失敗を見なさなければ、同じ過ちを犯すのでは無いかと心配だ。