国母8位で評価分かれる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000002-jct-ent
ツイッターと2ちゃんねる 国母8位で評価分かれる
2月18日19時52分配信 J-CASTニュース
服装の乱れやもの言いで議論を呼んでいたバンクーバー五輪、スノーボード・男子ハーフパイプ代表の国母和宏選手(21)が2010年2月18日、決勝に進出したものの、8位に終わった。ツイッターでは「国母よくやった」と健闘を讃えられているものの、2ちゃんねるでは相変わらず強烈なバッシングに晒され、評価は分かれているといった感じだ。
国母選手は18日(現地時間17日)、スノーボード・ハーフパイプに出場。予選では、安定した滑りで1本目、2本目ともに高得点を出し余裕を持って決勝に進んだ。
■「マスコミや一部の人の批判にも負けずよく頑張ったと思う」
青野令選手も決勝に進出し、日本選手2人がメダル圏内に入った。しかし、国母選手は1回目、2回目の滑り、どちらも途中まではよかったが、最後の大技「ダブルコーク」で失敗。バランスを崩し、着地が乱れてしまった。
ハーフパイプでは、2回の滑りのうち、良かった方だけが評価される。国母選手は35.7点で8位だった。ちなみに、これまでの日本選手の男子ハーフパイプ五輪最高位はソルトレイクシティー五輪・中井孝治選手がマークした5位だ。
この結果に、ネット上では批判と評価が半々といった様子だ。メダルには届かなかったものの8位で一応入賞を果たした。ツイッターでは、
「国母はよくやった」
「態度や姿勢は評価できないが結果は出したじゃん」
「マスコミや一部の人の批判にも負けずよく頑張ったと思う」
と健闘を讃える書き込みが目立つ。国母選手の服装や態度は褒められたものではないが、そもそも「マスコミが騒ぎすぎ」という見方が多数のようだ。
■若者の方が国母選手に批判的?
一方、2ちゃんねるでは引き続き強烈なバッシングに晒されている。決勝で2回とも転倒したことから「コケ母」というあだ名がつき、「コケ母クンはどんな顔して日本に帰ってくるの?」といったスレが乱立。入賞したことに関しても「入賞(笑) 擁護の最後の砦ですな」と散々ないいようだ。「若い奴ほど国母に批判的で年寄りほど理解あるぶって国母擁護だった気がする 最近の年寄りはDQNすぎ」というものもあった。
また、国母選手以外でネット中を大いに沸かせたのが、金メダルを獲得した米国のショーン・ホワイト選手だ。国母選手が失敗した「ダブルコーク」を決勝で連発。更に、超難度の新技「ダブルマックツイスト」も披露し、48.4点という圧倒的な強さで五輪2連覇を果たした。2ちゃんねる、ツイッター双方で
「ホワイト異次元w」「誰も勝てねーよ」
「スノボー知らない私でも感動!」
といった書き込みが殺到。「俺たちのショーン・ホワイトさんが優勝!」といったスレッドも登場している。
ツイッターでは、「国母選手の話題から初めてハーフパイプ見たって人がいるのなら、それはそれで良かったんじゃないかな。その流れでショーン・ホワイトの演技も見たのならそれはとても貴重な体験です」という意見もあり、国母選手が気になって競技を見始めたものの、思いのほか楽しめたという人が多かったようだ。
>国母8位で評価分かれる
結果そのものに関しては、特に評価は分かれていないだろう。
前評判(実力?)はもっと高くてメダルの有力候補だったが、メダルを左右する大技の「ダブルコーク」に2回とも失敗して予想以下の8位に終わった。
8位入賞という結果についての評価は大方こんなものだろう。
精一杯やって失敗したことを非難するのはナンセンスだ。
今でも評価が分かれ続けているのは、競技のことではなく、国母の言動(態度)の問題に他ならない。
2月18日発売の「週刊新潮」 2010年2月25日号にちょうど国母のことが載っていた。
━━━━━━━━
週刊新潮 2010年2月25日号
【特集】金メダル遥かなり
「バンクーバー五輪」冬物語
(一部抜粋)
先輩「成田童夢」をテキーラの瓶で殴ったハーフパイプ「国母和宏」
トリノ五輪日本代表の成田童夢選手(24)。当時、3歳年下の17歳だったチームの僚友・国母の“イジメ”に悩まされていたのが、この人だった。
「国母選手は、先輩の名前も呼び捨てだし、ミーティングでもふんぞりかえっていた。合宿で一緒に練習をしている時、“もっとこうした方がいいんじゃない?”ってアドバイスのつもりで言ったら、“うぜーよ”。“今の技、すごいじゃん!”と褒めても“お前、うぜーよ”と言われて……」
当時の異様な状況については、お堅い日経新聞でさえ、
<スターぞろいの米国選手でも練習前に円陣を組み、 団結を図っていた。/一方の日本チーム内には残念なことに仲間はずれすら存在した。ストレスに耐えきれなくなった一選手(注=成田童夢)が、近場の喫茶店で時間をつぶしているようでは、心の準備もままならない >
(2006年02月13日夕刊)
と嘆息しているのである。
こんな信じ難いエピソードもある。
瓶を手にへらへら
「トリノ五輪直前のW杯で、僕が国母選手に勝った時のことです。その晩、代表メンバーやコーチが部屋に集まって打ち上げをしていたら、突然後ろから頭を殴られた。“痛ってー!”と振り返ったら、 国母選手がテキーラの瓶を持って、へらへら笑っているんですよ。・・・」
━━━━━━━━
この週刊新潮の記事では触れていないが、前回トリノ五輪のスノーボード・ハーフパイプの日本勢は選手村での生活態度の悪さが目に余ったという。
国母などは、選手村の壁をぶち壊した。
私の印象では、コケ母の擁護派は「今回バンクーバーでの服装の乱れ」だけを取り上げて擁護しているように思える。
しかし、今回の騒動の核心部分は飽くまで記者会見での「チッ、うっせーな」だ。
更に、その「チッ、うっせーな」をどう評価すべきかは、国母の4年前からの悪逆・暴虐を考慮するべきだろう。
判明している国母の悪逆・暴虐を時系列に簡略化すると次のとおり。
―――――
トリノ五輪直前に17歳で飲酒し、先輩「成田童夢」をテキーラの瓶で殴った
トリノ五輪の最中も成田童夢を虐めた
トリノ五輪で選手村の壁を破壊する「器物損壊」
バンクーバー五輪では、乱れた服装で選手村に入ろうとした
バンクーバー五輪での記者会見前に「見んじゃねーよ!」
バンクーバー五輪での記者会見中に、「チッ、うっせーな」「反省してま~す」
―――――
コケ母の擁護派は、「バンクーバーでの乱れた服装」だけを取り上げて擁護しているのだが、その前後も検証対象としないと正しい評価など出来ない。
私も、服装の乱れだけなら、これ程うるさく言うことはない。
冒頭のJ-CASTニュースによると、ツイッターでは「国母よくやった」と健闘を讃えられているという。
私が問題視する国母擁護派・称賛派は、橋本聖子団長とマスコミだ。
http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100218/oaf1002181416020-n1.htm
橋本団長、国母に「よくやってくれた」
2010.2.18 14:15
バンクーバー冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ(17日=日本時間18日、サイプレスマウンテン)バンクーバー冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプで8位となった国母和宏(東海大)について、日本選手団の橋本聖子団長は17日、「すごく期待していた。なんて声をかけていいかわからなかった。よくやってくれた」とねぎらった。
国母は公式服装問題で批判を受けたが「五輪では競技力だけが求められているのではないことをわかってほしい。出場させた自分自身の判断は間違っていたとは思わない」と話した。
この問題で全日本スキー連盟は、国母の五輪出場を辞退させる意向を日本選手団に伝えたが、橋本団長は「競技で子どもたちに夢を与えるのが彼の今の最大の仕事」と出場させることを決断し、開会式への出席は取りやめさせた。橋本団長は「自分が見に行かなければいけない。競技で結果を出してほしい」と会場を訪れて応援した。(共同)
>この問題で全日本スキー連盟は、国母の五輪出場を辞退させる意向を日本選手団に伝えたが、橋本団長は「競技で子どもたちに夢を与えるのが彼の今の最大の仕事」と出場させることを決断し、開会式への出席は取りやめさせた。
橋本聖子団長は「競技で子どもたちに夢を与えるのが彼の今の最大の仕事」と言っているが、競技だけにスポットを当て、未成年の飲酒や暴行や器物損壊や記者会見での「チッ、うっせーな」発言には蓋をしてしまって良いのだろうか?
こういう人は、朝青龍のことなど全く非難できないはずだ。
橋本聖子団長は、朝青龍のことも「土俵で子どもたちに夢を与えるのが彼の今の最大の仕事」と言って擁護してあげるべきだった。
それと、もうひとつ、マスコミも酷い。
過去の記事でも述べたように、少なくとも私が知る限りでは、これまで国母の「チッ、うっせーな」をテレビで問題点の中心として取り上げてはいない。
後で触れるとおり、勝谷誠彦が国母の「チェッ」についてのみ少しだけコメントしたらしいが、せいぜいその程度だろう。
それどころか、テレビ朝日の「Jチャンネル」という報道番組では、轡田隆史という爺コメンテーターが、国母の服装などについて、「カッコいい」、「似合ってる」、「僕もやってみたい」、「全く不潔に感じない」などとコメントしていた程だ。
このマスゴミの異常さに気がつかない人は、南京大虐殺や従軍慰安婦強制連行に関してもすぐに嘘っぱちのでっち上げだと気がつかない人だろう。
更に、こんな記事もあった。
http://www.j-cast.com/tv/2010/02/15060106.html
「カメラが腐る」スノボ国母会見 現場記者が嘆いた理由
2010/2/15 13:17
<テレビウォッチ>スノーボードの国母和宏選手の服装および公式会見ふてぶて問題は一瞬業火のように燃え上がったが、国母が2月12日に日本選手団の橋本聖子団長とともに一転神妙な態度で謝罪し、聖火前には鎮火した模様だ。
「『チェッ』と」
スタジオのテリー伊藤は「なんでこういうふうに(国母を)追い込んでいくんだろう。よその国は彼を全然批判してない。日本だけが批判している。敵を見つけすぎですね」と、ここがヘンだよ日本人的コメント。
一方、番組コメンテイターでコラムニストの勝谷誠彦は「現場の記者(カメラマン)」からメールがあったと言う。それによれば、件の謝罪会見は「取材していて、こんなに嫌な記者会見はなかった」んだそうな。
「橋本さんがこう喋れと囁いてるのに、(国母は)『チェッ』っとか言ってるわけですよ。ここ(スッキリ!!)では流れてないけど。カメラマンは『カメラが腐るかと思った』と言ってましたよ。それぐらい嫌な気持ちになったと」
>スタジオのテリー伊藤は「なんでこういうふうに(国母を)追い込んでいくんだろう。よその国は彼を全然批判してない。日本だけが批判している。敵を見つけすぎですね」
このテリー伊藤の発言は、あまりに酷過ぎる大嘘だ。
国母については、海外でも服装だけで非難が殺到している。
まず、先日の記事でも紹介したとおり、米国ヤフーでもトップに取り上げられて非難のコメントが殺到していた。
更に、他の番組では外国の記者などの国母の服装に関する意見を紹介していた。
このように、服装だけに限っても、外国人も非難している。
このテリー伊藤のような馬鹿が、勝手な思いつきだけで嘘出鱈目を垂れ流して平気でいられる日本のテレビ出演者(コメンテーター)は本当にレベルが低い。
橋本聖子団長にせよ、マスコミにせよ、4年前の国母の犯罪や、今回国母が「反省してま~す」と言いながら実は全く反省などしていないことを良く知っていたはずだ。
知っていたなら、知らないふりをするのではなく、もっと厳しく国母を更生させるように努めるべきだ。
更に、テレビに出ている爺が「僕もあの服装をやってみたい」と発言したり、テリー伊藤のように「よその国は彼を全然批判してない。」と大嘘を吐くのは、メディアとして無責任にも程がある。
橋本団長やテレビのコメンテーターたちが、こんなことばかり言っていたら、今後も国母の真似をす青少年が続出する危険性がある。
【追伸】
さあ、2月19日(日本時間)には日本期待のフィギュアスケート男子フリーが行われる。
ショートプログラム(SP)3位の高橋大輔、4位の織田信成、8位の小塚崇彦が日本男子勢として五輪初のメダルを目指す。
是非とも、五輪フィギュアスケートの日本男子で初のメダルを獲得してほしい。
出来れば、金を含む2個くらい。
「頑張れ!ニッポン!」
と思う人は、↓クリックお願いします。↓
∧_∧
( ・∀・) よろしく
( ∪ ∪
と__)__)
テーマ:バンクーバー冬季オリンピック - ジャンル:スポーツ