ちょっと思うところがあり書いていますが、以下のことは特定のだれかを悪く言ったり、自分の考えを押し付けたりする意図はございません。
ただこういう心の動きがあった、というだけのことです。
わたしは小説を読むのがすきです。その延長で、個人の方が個人の思いを綴っているブログを読むのもすきです。
よい文章に出会うと、書いてあることを読みながら、その人と対話をしているような気持ちになります。
そのせいか、書き手がたまに「昨日の記事はたくさんの方に読まれました!感謝!」のようなことを表明することに違和感をおぼえてしまうのです。
モヤモヤを漫画にしてみた
(注:登場する人物・動物・ブログ名等はすべて架空です)
書き手と読み手の認識のちがい
それまで1対1だとおもっていたものが、まぼろしだったということ。
ブログというのは特定の誰かと交換しあうメールではなくて、いろんな誰かに見られるかもしれない場所です。
だから書き手としては「みなさん」と不特定多数に向けて発信します。
でも、読む側はたいてい独り。
動画の生配信やTwitterの「いいね」とは違って、どれくらいの人に混じって自分がそのブログを見ているか、なんて認識はしていません。
例えば3000人収容のホールで満席の観衆に紛れながらたったひとりのアーティストを応援するのとはまったく異なる気構えでいたのに、いきなり
「3000人のみんな、ありがとーっ!」
と言われて面食らってしまうのです。
考えてみたところ、単独で楽しむ同じようなものに「ラジオ」があげられますが、ラジオのほうが認識としては「みんなで聴いている」という気持ちが強いかもしれません。
PV公表は個人の自由
いきなりアクセス数が増えたら、そりゃ戸惑うでしょう。驚くでしょう。でもその驚きをブログに書くことで驚く人がいるんです。
そしてその莫大なアクセス数の一人ひとりが、それぞれ単独の認識でそれを読んでくれたひとりの人間だということ。
わたしのブログがいつか信じられないようなアクセス数になったら、そのことを忘れないようにしておきたいと思います。
おわりに
今回はちょっとモヤモヤを吐き出してしまいました。
でもおかげで感情を整理できたので、これからもブログを書いていくうえでのヒントをもらったような気持ちです。
お読みいただきありがとうございました。