斎藤徳彦=北京、大宮司聡
2017年1月9日20時02分
中国の複合企業集団、中国中信集団は9日、米投資ファンド、カーライル・グループと共同で、米外食大手マクドナルドの中国事業を買収すると発表した。買収額は20・8億ドル(約2400億円)。中信とカーライルなどが共同で新会社を設立し、中国・香港で今後20年間、マクドナルド店舗を運営する権利を得る。
新会社への出資比率は中信52%、カーライル28%。米マクドナルドも20%出資する。中信は中国市場で出店を加速する構えで、今後5年間で地方都市を中心に1500店を新たに出し、既存店でもメニューをてこ入れする方針を示した。金融分野を核に成長してきた中信は、今後の成長が期待できる消費分野も収益の柱に育てたい考えがある。
マクドナルドは中国・香港で約…
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朝日新聞国際報道部