蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大相撲】白鵬、天覧相撲5連勝2017年1月9日 紙面から
◇初場所<初日>(8日・両国国技館) 西前頭筆頭の御嶽海(24)=出羽海=が大関豪栄道(30)=境川=を寄り切り、幸先良く1年のスタートを切った。昨年、幕内最優秀新人賞を受賞したホープが、1年ぶりの天覧相撲でアピール。横綱白鵬(31)=宮城野=は新関脇の正代(25)を引き落としで一蹴した。 ◇ 天皇、皇后両陛下をお迎えして行われた初場所初日。特別な思いを胸に土俵に上がった白鵬は、正代を引き落として新年初白星をささげた。 「終わった後、花道を下がるときに上(2階正面にある貴賓席)を見ました。2人で何かしゃべっていました。全世界にNHKが映るわけですから。特にきょうは注目されますから」。内容的にも「勢いある新関脇にしっかり当たっていこうと思った。身体の反応がいいのかな。立ち合いで圧倒して、いい相撲が取れた」と自画自賛した。 八角理事長(元横綱北勝海)は「両陛下は白鵬のことを、どうですかとおたずねがあった。けがもしたが体調はよくなっているとお答えした」と話し、両陛下も白鵬を気にかけている様子だったという。 野球賭博問題で天皇賜杯の授与が初めて見送られた2010年名古屋場所後、天皇陛下からねぎらいの書簡をいただいた。白鵬はそのコピーを大事に自宅に飾っている。 出番前の支度部屋で付け人を立たせ、立ち合いの稽古を繰り返していたときも、天皇、皇后両陛下が国技館に到着すると動きを止めた。入場される様子を、支度部屋のテレビで姿勢を正して見つめ、画面が取組に切り替わると再び稽古を再開した。 力が沸いてくるのだろう。初めての天覧相撲は05年初場所初日。その場所、新小結の白鵬は横綱朝青龍に敗れたが、今場所まで5連勝で通算6勝2敗と強さを発揮している。魁皇が持つ史上1位の通算1047勝を目指す年。まずは、幸先のいいスタートを切った。 (岸本隆) PR情報
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