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【大リーグ】

川崎、カブスと正式にマイナー契約 来月のメジャーキャンプに招待選手で参加

2017年1月9日 紙面から

 カブスが川崎宗則内野手(35)とマイナー契約を結び、残留が決定した。契約の詳細は不明だが、7日の米誌ベースボールアメリカ(電子版)などによれば、2月18日から米アリゾナ州メサで始まるメジャーの春季キャンプにも招待された。今後は、各球団で毎年1人いるかいないかという狭き門の「マイナー契約から開幕ベンチ25人枠」を目指す。

 川崎にとっては、渡米から6年連続のマイナー契約で、過去5年間はいずれもメジャー昇格を果たしている。昨季は開幕直後と7、9月に3度昇格し、出場計14試合で打率3割3分3厘(21打数7安打)、0本塁打、1打点、2盗塁だった。

 ポストシーズンも予備メンバーとしてチームに帯同し、カ軍が108年ぶりのワールドシリーズ優勝を達成した際は「こうやってカブスに残り、最後にワールドシリーズまで行けて、こんなにうれしいことはない。本当にアメリカに来て良かった」と至極感激していた。

 上原浩治投手(41)とはメジャーで初めて同僚になる。上原は昨年12月、カ軍と1年600万ドル(7億200万円)でFA契約。川崎にとって、上原との“共闘”は2006年の第1回WBCで侍ジャパンを初優勝に導き、08年に北京五輪でプレーして以来。9年ぶりの「コジムネ」コンビで、目指すは21世紀初のワールドシリーズ連覇だ。

 

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