扇風機は冬も活躍!
エアコンの上手な節電テクニックをいくつかご紹介しましょう。どれも簡単な方法なので実践してくださいね。
【設定温度をできるだけ低く】
エアコンは、室内の温度を設定した温度にすることにエネルギー(電気)を使います。お住まいの地域にもよりますが、夏場はその温度差が15℃前後なのに対し、冬場は20℃前後の温度差を埋める必要があり、そこにエネルギー(電気)を使うので、電気代がかかってしまうというわけです。ですから、設定温度をできるだけ低く抑えれば、電気代も抑えられます。
【自動運転モードで】
電気代を気にして電源のオン・オフを繰り返していませんか? 実はそれ、かえって電力を消費してしまうのです。
エアコンの運転モードは自動運転や省エネ運転に設定し、なるべく電源はつけたり消したりしないようにしましょう。
【部屋全体を暖める工夫】
エアコンから出た温風は、部屋の天井のほうへ溜まっていきます。風向きルーバーを「下向き」に設定しておくこともひとつの手ですが、温風が直接体に当たると体感温度は低くなってしまいますので、扇風機やサーキュレーターを使うと◎。扇風機やサーキュレーターを上に向けてまわすことで温風が循環し、部屋全体が効率よく温かくなるのです。
【窓の断熱を】
エアコンでせっかく温めた空気も、外の冷気との間にあるのが薄い窓ガラス1枚では、その付近からまた冷やされてしまいます。そこで、窓ガラスを断熱ガラスにする、もしくは断熱シートや断熱フィルムを窓に貼って冷気をシャットアウトしましょう。また、厚手のカーテンや断熱カーテンも効果的です。