関連記事はこちらから→【アンブロークン the unbelievable BROKEN story】

不吉だ・・


【youtube】【深層、真相、心操!】謝罪の勧め?同期入省・岡本行夫君の不見識に物申す![桜H27/7/27] 

【人界観望楼】
日本は70年前の負の遺産から逃れられない MITシニアフェロー・岡本行夫

 1週間前、ロサンゼルスで、ある日本企業が米国の元戦争捕虜たちに謝罪し、和解した。戦争中に900人の捕虜を劣悪な環境で強制労働させたことへの謝罪だった。私もその企業の社外役員としてその場にいた。感動的であった。95歳になる捕虜団体の代表者が頭を下げた。「私が日本人に頭を下げるのは2度目だ。最初は70年前。頭を下げなければひどく殴られたからだ。きょう頭を下げるのは、謝罪にきてくれた日本人の勇気に敬意を表するためだ」と。

 米国人捕虜の多くは安倍晋三首相が4月に米議会での演説で言及し、それも含めて戦争に「深い悔悟」を表明したバターン・コレヒドールで捕らえられた。ほとんどの捕虜は既に死去しているので、遺族たちが来た。「父がこの場にいたらどんなに喜んだでしょうか」と老婦人が涙ぐんだ。日本の企業が謝罪すると聞いてイギリスから飛んできた捕虜の息子もいた。「謝罪してくれることに感謝したかった」と。生存者は僅かであり、今回は最後の機会であった。

 日本は欧米人の捕虜を差別的に取り扱った。白人は「碧眼(へきがん)俘虜(ふりょ)」と呼ばれ、日本に連行されてきた。昭和17年の陸軍の「俘虜処理要領」には、白人以外の捕虜は速やかに解放するが「白人俘虜はこれをわが生産拡充ならびに軍事上の労務に利用する」とある。日本人の白人コンプレックスを払拭させようと、見せしめのようにして、重労働を課したのである。その数3万4千人。そのうち1万2千人の米国人捕虜を筆頭に、英、蘭、豪の4カ国の「白人捕虜」が全体の95%を占めた。(数字は茶園義男氏の調査による)

 17年の新聞に見出しが躍る。「米英俘虜、わが生産陣へ一役 碧眼部隊一行来る」「打破せよ心中の“米国” 米俘虜に『お可哀想(かわいそう)』とは何事ぞ」。陸相、東条英機は捕虜収容所長たちにこう訓示した。「抑々我(わが)国は俘虜に対する観念上其(そ)の取扱に於(お)いても欧米各国と自ずから相異なるものあり。諸官は…人道に反せざる限り厳重に之(これ)を取締り一日と雖(いえど)も無為徒食せしむることなく…」。苛酷な扱いを受けた日本の収容所の捕虜たちの致死率は25%に達した。この数字はロシアのシベリア抑留とともに世界で群を抜いて高い。ちなみに欧米が抑留した捕虜の致死率は数%であった。

 日本は「強制労働」について中国と韓国から裁判を起こされている。韓国が主張する「徴用工」問題は戦争捕虜問題とはだいぶ性質が異なるが、日本に連れてこられた中国人労働者のケースは、法的整理は異なるが、戦争捕虜と類似している。謝罪だけを求めた米国戦争捕虜と異なり、中国人労働者の遺族たちからは金銭的要求が出されているので、そのぶん解決は容易ではないが、既に裁判となっており、不誠実な対応はできない。「価値の外交」を標榜(ひょうぼう)してきた日本である。安倍首相の米議会演説は見事であった。戦争捕虜問題を含めて、日本は70年前の負の遺産から逃れられない。国家は、モラルを失えば漂流する。(おかもと ゆきお)
産経ニュース2015.7.27
http://www.sankei.com/column/news/150727/clm1507270007-n1.html


三菱マテリアル:強制労働の元米国人捕虜に謝罪 大企業初
三菱マテリアル岡本行夫SWCクーパー毎日新聞

◇米ロサンゼルスで「おわびは、よりよい未来に向けて…」
【ロサンゼルス長野宏美】三菱マテリアルは19日、前身である三菱鉱業が第二次大戦中に旧日本軍の捕虜になった米国人に強制労働をさせたとして、米ロサンゼルスで元捕虜と遺族らに謝罪した。日本政府は2009年と10年に公式に謝罪しているが、謝罪を仲介した団体によると、日本の大企業が公式に謝罪するのは初めて。

 人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の施設で、非公開で行われた。同社の木村光常務執行役員が、元捕虜のジェームズ・マーフィーさん(94)や遺族に「このような不幸な出来事を二度と起こさない」と伝えたという。

 木村常務は面会後の式典で、三菱鉱業の国内4カ所の鉱山で約900人の元米国人捕虜を働かせたことを認め、「道義的責任を痛感している。おわびは過去の不幸な出来事を反省し、よりよい未来に向けて一層の努力を重ねる決意を示すものだ」と語った。マーフィーさんは「歴史的だ。私たちは70年間これを望んでいた」と謝罪を受け入れ、「他の日本企業にも広がってほしい」と期待した。マーフィーさんはフィリピンで捕虜になり、連行中に多数が死亡した「バターン死の行進」を経て、秋田の鉱山に送られたという。

 元捕虜と日本側関係者の対話を後押しする米国の団体「捕虜 日米の対話」が数年前から、元捕虜を働かせた日本企業に謝罪を呼びかけていた。三菱マテリアルは昨年7月に受け取った謝罪呼びかけの手紙を契機に、「元捕虜が高齢なので、できるだけ早く謝罪したい」と判断したという。
(「捕虜 日米の対話」 徳留絹枝氏が代表)

 米国では元捕虜が日本企業に賠償や謝罪を求める提訴が相次いだが、00年代初頭に、個人の賠償請求権放棄を定めたサンフランシスコ平和条約を理由に退けられている。

 韓国では三菱重工業などを相手取った元徴用工の訴訟が相次ぎ、中国では三菱マテリアルなどを相手取った訴訟が昨年3月に受理されている。木村常務は中韓への謝罪を問われたが、「係争中の案件のコメントは控えたい」と述べるにとどめた。
毎日新聞2015.7.20
http://mainichi.jp/select/news/20150721k0000m040028000c.html


映画『アンブロークン』はこの前振りだった
アンブロークン直江津
http://www.theepochtimes.com/n3/1162060-unbroken-a-film-about-forbearance-and-forgiveness/
きっとこのように働かされたのだろう、というイメージを植え付けるための映画

Iris Chang Abraham cooper
mikehonda徳留絹枝
いずれこういう問題になるだろうと思って書いてきた(思ったより早かったけど
【アンブロークン the unbelievable BROKEN story】

表現の自由だとか言って公開しろだとか、立派な映画だとか言って来た人は
国を売った金で枕を高くして寝るのだろうね
さしたる高さにはなるまいに

実際は・・・ 

アンブロークンクリスマス劇
 これまで見た中で、最高のショーだった。
とても幸せな気持ちにしてくれた。
皆が皆、そう思っていた。

これほどのショーにこれまでお目にかかったことがなく、我々は存分に楽しむことができた。
いや、あれから何十年も経った今も、あんなショーには出会ったことがない。

私は今でも、あの「シンデレラ」が最高のショーだと思っている。

ミツジのブログ
『「アンブロークン」が「奴隷収容所」だという大森捕虜収容所のクリスマス大演劇「シンデレラ」はこんなにすごいショーだった!』 
http://mituzi.blog.fc2.com/blog-entry-27.html