御嶽海、豪栄道破る!一門の大先輩大関寄り切り

2017年1月9日6時0分  スポーツ報知
  • 豪栄道(左)を寄り切りで破る御嶽海

 ◆大相撲 初場所初日 ○御嶽海(寄り切り)豪栄道●(8日・両国国技館)

 昨年の初場所以来1年ぶりに天皇、皇后両陛下が観戦され、成長株の西前頭筆頭・御嶽海(24)=出羽海=は西大関・豪栄道(30)=境川=を堂々と寄り切った。

 御嶽海が“開花”を感じさせる相撲で17年の初白星をもぎ取った。豪栄道との突き合いを制してもろ差しになると一気に前へ。相手の首投げにも屈せず前へ。「我慢して中に入れた。(出羽海)一門の大先輩、勝ったことはうれしい」。昨年名古屋場所から続く4場所連続の大関撃破。最も喜べる白星だと実感した。

 東洋大4年時に学生横綱とアマ横綱の2冠を達成し、史上3人目となる幕下10枚目格付け出しでデビュー。15年春場所の初土俵から昭和以降5位タイの所要10場所で三役(小結)にスピード出世したが、新小結の昨年九州場所は6勝9敗で、皆勤した場所では2度目の負け越し。輝かしい経歴に傷がついた。「上位にいて毎場所、横綱・大関と対戦したい」。雪辱の思いが新春の土俵に表れた。

 悲しみも経験した。昨年8月28日には東洋大の常務理事で相撲部総監督の田淵順一さんが他界(享年75)。約2か月後、小学1年から相撲の指導を受けた木曽相撲連盟(長野)会長の植原延夫氏が76歳で亡くなった。九州場所前の稽古を休み、通夜に出席。2人の恩師への思いを白星に託した。

 2日目は結びで横綱・日馬富士に挑む。昨年は2戦2敗だが「上位と相撲を取り続ければ成長につながる。そういう位置にいれば自信につながる」と気後れはない。初金星で世代交代の扉を開く。(網野 大一郎)

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