箱根Ｖ３の青学大、キャンパスで優勝報告会　原監督「サンキュー」　

　箱根駅伝（２、３日）で完全優勝し、史上初の大会３連覇と年度３冠を同時達成した青学大が７日、東京・渋谷区の青山キャンパスで優勝報告会を行った。

　自身９度目の挑戦だった今大会に向けて原晋監督（４９）は「サンキュー大作戦」と命名。「本格的な強化を開始した１３年前、誰が箱根駅伝３連覇、大学駅伝３冠を成し遂げると想像したでしょうか。ここまで来られたのは皆さんのお陰です」と指揮官は学生、職員らに頭を下げた。あいさつの最後に「サンキュー！　以上でございます」と“お約束”の言葉で締めくくると、盛大な拍手と歓声が送られた。優勝報告会の後には日本有数の繁華街の渋谷センター街で大々的な優勝パレード。主将の安藤悠哉主将（４年）、エース一色恭志（４年）らは、改めて優勝の喜びをかみしめていた。

　新チームはすでに５日から始動している。今大会は当日変更で８区から補欠に回った吉永竜聖（３年）が新主将に内定。さらに今回の優勝メンバーから外れた中村祐紀（３年）らは早速、８日に栃木・高根沢町で開催される「高根沢町元気あっぷハーフマラソン」に出場する。箱根４連覇に向けて力強く走り出している。