【体操】米国育ち14歳・大津エマ「日本のために頑張る」女子代表トライアウト

2017年1月9日6時0分  スポーツ報知
  • トライアウトで演技する大津エマ

 20年東京五輪でのメダル獲得に向け、今年から常設される体操女子ナショナルチームのトライアウトが8日、都内で行われた。杉原愛子(17)=朝日生命=ら10人が参加し、大学チアリーディング部の主将だった米国人の母を持つ大津エマ(14)がパワフルな演技でアピール。米国育ちでトライアウトに合わせて来日したばかりだが、英語で「結果には満足しています」と納得の笑みを浮かべた。

 12年ロンドン、16年リオ五輪で団体総合を連覇した米国代表のレイズマンと同じ体操教室で9歳から学び、U―10の強化選手にも選出された。27日の常務理事会で決まる5~6人の合格者に入れば、父・征人さんの母国の日本に拠点を移す予定。「(五輪が)東京に決まってから日本を意識するようになった。選ばれれば日本のために頑張りたい」と新天地での活躍を思い描いた。(林 直史)

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