東京証券取引所は、12月19日付でマザーズ市場へ新規上場を予定していた自動運転ベンチャーの「ZMP」について、同8日付で新規上場の承認を取り消すと発表しました。
同社のダイレクトメールに登録していた一部の顧客情報について、今年11月11日以降、インターネット上に流出したことが判明したための措置で、情報セキュリティの強化や内部管理体制の改善が不可欠と判断し、上場申請を取り消す決定に至ったようです。
なお、2016年の新規上場の承認取消しは、中古車オークションを手掛ける「オークネット」(再上場)に続き2社目です。