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kojitakenの日記

2017-01-08 『そこまで言って委員会NP』と『ニュース女子』は制作会社が同じ

『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)と『ニュース女子』(MX,司会:長谷川幸洋)は制作会社が同じ「ボーイズ」

私の家のテレビには幸いなことにMXが映らないので*1全然知らなかったのだが、MXであの中日新聞東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋が司会を務める極右番組『ニュース女子』が、またしても何やら酷い内容だったらしい。たとえばBuzzFeedが記事にしている。

https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/okinawa-tokyomxtv

以下一部引用する。

「ニュース女子」は株式会社DHCシアターがスポンサーの「ニューストーク番組」。バラエティ色もある報道番組だ。東京中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏がMCを務めている。

1月2日の番組では「沖縄・高江のヘリパット問題はどうなった?過激な反対派の実情を井上和彦が現地取材」と題して、沖縄・高江の米軍ヘリパッドへの反対運動を、軍事ジャーナリストの井上氏沖縄から報じた。

番組の触れ込みは「マスコミ報道しない真実」。

井上氏は「抗議している連中」に「近づいたら危ない」などと、現地の状況を報告。「地元の人が畑にもいけない」「機動隊の人たちが暴力を振るわれているのに、救急車を止めた」「テロリストみたい」などと地元住民とともにリポートした。

ただ、これらのリポートは抗議活動が実施されている現場からではない。

車の中から撮影した高江の映像がごく短く挿入されているが、井上氏がそこで取材をしている形跡は映っていない。「トラブルに巻き込まれる可能性がある」「ここから先は危険」と話し、建設現場から離れた場所からリポートしている。

井上氏がリポートしている番組映像の背景に映る「二見杉田トンネル」から、井上氏がどこから「現地取材」をしているかがわかる。

井上氏は「このトンネルをくぐっていくと高江ヘリパッド建設現場」とリポートしているが、実際には「現地」から約40キロ離れているようだ。

(籏智広太記者「『沖縄の基地反対派は日当もらっている』MX報道 その根拠となる取材と証拠とは」=BuzzFeed Newsより。黒字ボールドと大文字は引用元に準じたが、赤字ボールドは引用者による)

この手口から思い出されるのは、昨年、辛坊治郎が「現地入りして確認した」と称したのが、実はヘリで上空から眺めただけだったというもの。辛坊は千里眼でも持っているのかと呆れたが、やはりともいうべき情報に接した。

それは、『ニュース女子』と、大阪読売テレビ制作の極右番組『そこまで言って委員会NP』の制作会社が同じというものだ。

試しに、検索語「ニュース女子 そこまで言って」でググると、筆頭に下記記事が表示された。

  • http://健康法.jp/archives/25612(2017年1月4日)

コメント欄を見ると、

そこまで言って委員会」と、「ニュース女子」の制作会社が同じーーNAVERやツイを開けてみたけど、社名は載ってなかったですね。

名前知りたいよう。

などと書いてあるが、上記検索語でググった結果の2番目に当該制作会社に関するWikipediaが引っかかった。以下引用する。

ボーイズ (テレビ制作会社) - Wikipedia

ボーイズ (テレビ制作会社)

株式会社ボーイズ(英称:BOY'S TV DIRECTION COMPANY)は、日本の番組制作会社。


概要

1998年6月1日設立朝日放送松竹芸能が共同出資していた制作プロダクション『ビデオワーク』(現在は解散)に所属していたスタッフが中心となって設立された会社である。また、ビデオワーク時代の番組の復活特番等も制作に携わっている。

設立当時は関西テレビの情報番組の制作協力が多かったが、2002年からやしきたかじん特別番組の番組制作に係る様になった以降、たかじん冠番組の制作を担当していく。

所在地・代表者

(中略)

主な制作協力番組

現在

過去

レギュラー

単発・特別番組

気づいたことは、「ボーイズ」は過去に朝日放送の『探偵!ナイトスクープ』の制作に関わっていた時期があるらしいことだ。そこから連想されるのはあの百田尚樹の名前である。テレビ番組の視聴率を稼ぐのに長けた人たちが極右化したのか、はたまた極右勢力と結びついたのか。いずれにせよ、長い年月をかけて現在のような大阪極右大衆芸能的テレビ政談(それはもちろん床屋政談として敷衍される)ができあがっていったのだろう。

だが、それはなかなか東京には進出できない。東京における突破口を開こうとしているのがMXであり、東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋なのであろう。

やはりこの長谷川幸洋という人間を断じて許してはならない。その思いを新たにしたのだった。

*1以前にも書いたが、MX横浜市に住んでいた1999年に、プロ野球セ・リーグの首位攻防戦だった阪神中日戦を一度見たことがあるだけだが(前年までヤクルト監督だった野村克也率いる阪神が、開幕11連勝するなど首位を走っていた星野中日を猛追していたので、阪神応援の立場で興味を持って見た。阪神はこの試合には負けたが、のち1日だけ首位に立った。しかしシーズン終了時には最下位だった)、電波状態が悪くてまともに見られたものではなかった(テレビ神奈川はもちろんきれいに映ったので、主に横浜ベイスターズ戦をよく見ていたけれど)。現在の家は東京都内でなおかつ都心に近いが、それでもMXは受信できない(笑)。

axfxzoaxfxzo 2017/01/09 01:10 MXは阪神に肩入れしていた時期があったはず。それとここでデータ整理されていることとつながりがないとは強ち言えないかも。現在はソフトバンクに肩入れはしているけど。
思えば開局当時のこの局は、やたら
星野がやる東京中日スポーツのコマーシャルが流れていたものだ。
あのころはひたすらローカルニュースばかり流す、無味乾燥なチャンネルだったが昔のアニメなどの再放送をはじめ小商を続けつつ、今では雑誌などでも上手くやっているテレビ局だと評価されている。社会の右旋回と独立局のフットワークとのシンクロであろう。
あと、長谷川幸洋についていえばこれを全国デビューさせた功績、もとい、悪行として田原総一朗も付け加えておきたいね。
インサイダーなるなんだか分からない業界誌の高野を常に副官にしていた田原総一朗だったが、どうしたわけか彼とのコラボが立ち消えてその
隙間を埋めるかのように長谷川幸洋
がしゃしゃり出始めたのも、ここらのデータ整理話などと重なるものがある。もはや古事記女をはじめとして『右翼言論人のお披露目番組』と
成り果てて久しい朝生であるが、私が長谷川幸洋を認識したのも新世紀
に入って数年後の朝生であった。朝の田原の(正しくはテレ朝のは番組で高野から長谷川にスイッチというのも…正確な番組のポジションなどは知らないが…でしゃばる頻度などという点でも似たようなものがあったと記憶するが。

mtcedarmtcedar 2017/01/09 08:55 長谷川幸洋って、メディアで注目されたのは民主党政権の迷走を批判する言動だったりしますよね。政治主導とか何とか言ってた筈が、何時の間にやら官僚の術中にハマり云々っていう具合で。『官僚との死闘七〇〇日』(講談社) http://amzn.to/2jiw5RI によると「増税による財政再建路線を支持する“財政タカ派”だった」とのことで、そこで“脱藩官僚”となる高橋洋一と知己になり以後は二人一緒に民主党政権批判(と「みんなの党」応援)でマスコミで人気になるという展開。

長谷川のみならず東京新聞=中日新聞の“社論”にも言えるんですけど、「都会保守」のネオリベって点では中曽根政権時代に政権擁護の論陣を張って(消費税導入や所得税減税など「金持ち優遇」にも賛成していましたし)以来何も変わっていないし、長谷川が異端であるばかりか寧ろ主流ですらあるんじゃないかと見た方が同紙の本質を言い当てているかと思うんですよね。そもそも社長に同道して安倍総理に御馳走になって貰ったりされる長谷川の何処が異端なんでしょうか(藁

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