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露・米大統領選サイバー攻撃疑惑に報復しないトランプ氏 「対露強硬派」はどう出るか
ロシアがサイバー攻撃で米大統領選に干渉したとしてバラク・オバマ大統領(55)が新たな制裁に踏み切ったのに対し、ウラジミール・プーチン露大統領(64)は報復措置に出ないと表明してドナルド・トランプ次期米大統領(70)に貸しを作った。間もなく就任するトランプ氏はプーチン氏との間で米露の蜜月を演出するつもりだが、足元の米議会共和党にいる対露強硬派が「壁」として立ちはだかる。
マイケル・マクフォール前駐露米大使(53)によると、モスクワの米国大使館はクレムリンでプーチン氏に自由に会える米国人3人のリストをもとに動向を注視している。
共和党のニクソン政権で米国と旧ソ連のデタント(緊張緩和)政策を推進した共和党のヘンリー・キッシンジャー元国務長官(93)、プーチン氏の大統領令で最近、ロシア国籍を取得した俳優、スティーブン・セガール氏(64)、そして米石油大手エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソン氏(64)がその3人だ。