山梨県の大雪警報解除も交通への影響など注意を

山梨県の大雪警報解除も交通への影響など注意を
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低気圧の影響で関東甲信地方で降っている雪のピークはすぎ、気象庁は山梨県に出していた大雪警報を午前2時半すぎにすべて解除しました。しかし、山梨や東京の山沿いでは各地で積雪していて、気象庁は引き続き交通への影響などに注意を呼びかけています。
急速に発達した低気圧が伊豆諸島付近を通過している影響で、関東甲信地方上空には寒気が流れ込み、広い範囲で雪が降りました。

気象庁によりますと、9日午前2時の積雪は、山梨県の山中湖村で57センチ、山梨県の河口湖で43センチ、大月で14センチ、甲府で4センチなどとなっています。午前2時までの24時間に降った雪の量は、山梨県富士河口湖町で43センチ、長野県松本市で22センチ、栃木県の奥日光で17センチなどとなっています。

雪を降らせた雲は次第に東に進み、気象庁は雪のピークはすぎたとして、午前2時半すぎに山梨県に出していた大雪警報をすべて解除しました。関東甲信地方では引き続き内陸部や山沿いを中心に雪が降るところもある見通しで、気象庁は、東京の奥多摩町に大雪警報を出すなどして、交通への影響や路面の凍結、電線への着雪などに十分注意するよう呼びかけています。

また、9日は風も強く、最大風速は、伊豆諸島南部で25メートル、北部で23メートル、東京の都心で18メートルと予想され、気象庁は高波や強風などに注意を呼びかけています。