デンマーク検察、月末までにチョン・ユラ容疑者の韓国送還可否を決定

デンマーク検察、月末までにチョン・ユラ容疑者の韓国送還可否を決定

2017年01月08日10時25分
[ⓒ 中央ＳＵＮＤＡＹ/中央日報日本語版]
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  デンマーク検察が国政介入の核心被疑者である崔順実（チェ・スンシル）被告（６１）の娘のチョン・ユラ容疑者（２１）に対し本格的な送還の可否検討に入った。

  デンマーク検察庁のモハマド・アサン次長検事は７日、コペンハーゲンの検察庁舎でインタビューに応じ、「早ければ来週中に警察に要請してチョン容疑者の対面調査を進めるだろう」と話した。彼は「韓国から送られたチョン容疑者の容疑関連書類を検討し、デンマークの犯罪人引き渡し法上の要件を満たすか判断する予定」と述べた。朴英洙（パク・ヨンス）特別検察チームは６日に韓国法務部を通じチョン容疑者に対する犯罪人引き渡し要請書を送った。

  デンマーク検察がチョン容疑者送還の可否を決める時期については今月末を予想した。アサン次長検事は「書類の量がとても多く、検討に入ったばかり。今月末までに終わらせる方針だ。そうなることを願う」と話した。１０日に旅券が満了するチョン容疑者の追放の可能性に対しては「私の所管ではない」と答えた。

  一部メディアがデンマーク国内でチョン容疑者の資金洗浄疑惑に対する捜査も行われると報道したことと関連しては「しない」と答えた。彼は「現在としては計画がない。韓国から送られた資料を検討して送還可否を判断するだけ」と説明した。この日のインタビューは韓国メディアを対象に行われた。（中央ＳＵＮＤＡＹ第５１３号）

  
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