北京 年越しスモッグ終わる 9日連続の大気汚染警報解除
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中国の首都・北京では、深刻な大気汚染のため、年をまたいで9日連続という異例の長さにわたって出されていた警報が解除され、市民からは「新年になってようやくよい日を迎えられた」と安どする声が聞かれました。
北京では、深刻な大気汚染のため、先月30日、子どもやお年寄りに外出しないよう呼びかける、4段階の警報のうち2番目に深刻な「オレンジ警報」が出されました。
その後、今月2日の一部の時間を除いて、白いスモッグに覆われた状態が続き、中国メディアは、「史上最長のスモッグ警報だ」と伝えていました。
9日間続いた警報は、風の強い気象条件となったことで7日夜、解除され、8日の北京は、スモッグがほとんどなくなって青空がのぞき、市内では、ランニングをする人の姿が見られました。
市民からは「きょうは気持ちがよい」とか、「新年になってようやくよい日を迎えられた」と安どする声が聞かれました。
一方で、問題の根本的な解決を図るべきだと訴える市民も多く「国の監督管理が不十分だ。国は責任をもって、問題に取り組まなければならない」といった声も聞かれました。
こうした声を受けて、環境保護省のトップみずからが6日記者会見し、北京やその周辺の一部の地域、1万平方キロメートル近い範囲で汚染原因の石炭の使用を禁止する対策を打ち出すなど、当局は対応に追われています。
その後、今月2日の一部の時間を除いて、白いスモッグに覆われた状態が続き、中国メディアは、「史上最長のスモッグ警報だ」と伝えていました。
9日間続いた警報は、風の強い気象条件となったことで7日夜、解除され、8日の北京は、スモッグがほとんどなくなって青空がのぞき、市内では、ランニングをする人の姿が見られました。
市民からは「きょうは気持ちがよい」とか、「新年になってようやくよい日を迎えられた」と安どする声が聞かれました。
一方で、問題の根本的な解決を図るべきだと訴える市民も多く「国の監督管理が不十分だ。国は責任をもって、問題に取り組まなければならない」といった声も聞かれました。
こうした声を受けて、環境保護省のトップみずからが6日記者会見し、北京やその周辺の一部の地域、1万平方キロメートル近い範囲で汚染原因の石炭の使用を禁止する対策を打ち出すなど、当局は対応に追われています。