私には4歳になる息子が1人おります。えぇ最高に可愛いです!!そんな溺愛しているからこそ、心配していることが『習い事』。周りの子供たちは、やれ『英語』だの『ダンス』だの『幼児教育』と、いろいろ習わせているみたいなんですよ。
やはり、習い事って重要ですよね?私自身は、小さい頃に『水泳』と『珠算(そろばん)教室』へ通っていました。『水泳』は別に早く泳げるようになったわけでもなく、体力が少しついたぐらい。『珠算(そろばん)教室』は地味に役立ってます。『珠算(そろばん)教室』って暗算も勉強するんですが、計算がめっちゃ早くなりました。
『あのですね、暗算って、頭の中にそろばんの玉をイメージするんです!そして、その頭の中のそろばんの玉を弾くんです。』
社会に出てから、そろばんの玉を指で弾く動作をして素早く計算すると、『あっ!そろばんやってたんですか?』となります。そのぐらいですかね?メリットは!
そして、そんな『習い事』に『プログラミング教室』が登場しました。
『プログラミング教室?そんな子供の頃から勉強する必要あるんか?』と私自身、目的も必要とされる背景も、よく分かんなかったので調べてみたんですが、
子供の習い事が将来的な『日本経済の立て直し』に影響するほどのスケール感があってビックリしました!!
目的はGDP600兆円達成!
2016年5月19日に日本政府が発表した『日本再興戦略2016』(素案)。ここで掲げられているのが『名目GDP600兆円の達成』です。
2015年度の名目GDPは532.2兆円(内閣府HP)。この名目GDPを600兆円にまで押し上げることによって、目指すのが『景気の回復』になります。
安倍首相『IoTや、ロボットを活用して一人一人の状況に応じた個別化サービスや、新しいビジネスが生まれます。乗り遅れれば、日本の主要企業が世界の先行企業の下請けとなり、日本経済全体にとってピンチとなるおそれがあります』
出典:ロボット活用…政府が成長戦略の素案を提示|日テレNEWS24
この目標『名目GDP600兆円の達成』を達成する為に必要な課題が3つ
- ①潜在需要を掘り起こし、600兆円に結びつく新たな有望成長市場の創出・拡大
- ②人口減少社会、人手不足を克服するための生産性の抜本的向上
- ③新たな産業構造への転換を支える人材強化
新たな有望市場の創出・拡大や新たな産業構造への転換を推し進めていくにも『人材の育成・強化』が必須条件なんです。
GDPとは?
GDPってなんじゃ?って方の為に補足として。
- GDPは、国内総生産(Gross Domestic Product)のことを指します!
簡単に言うと『国内で創出された付加価値(ものやサービス)の合計』のことです。そして、GDPには名目GDPと実質GDPの2種類あります。
名目GDPとは?
実質GDPとは?
結論:GDPが上がると景気が良くなる!
結論として、過程をすっ飛ばすと『名目GDP600兆円の達成』=『日本の景気回復』へ繋がっていきます。
※私自身の認識としては、インフレ経済のときは実質GDPを重視、デフレ経済のときは名目GDPを重視するのがベターではないかと考えます。
デフレ経済下では名目GDPが増えていかなくても『物価下落(デフレ)』が進めば進むほど、実質GDPの値は上昇していきます。統計上の実質GDPが上がったといっても『景気が良くなった気がしない!?』と実生活の生活感が向上されるわけではないし。
景気回復の柱はIT分野の施策だ!
そして、新たな付加価値を創出し成長させ日本の景気回復を担う重要な施策が『IT分野』
日本のトップが言っているように、『もたもたしてると、日本は世界の下請けに成り下がっちゃうぞ、コラァ!!』ってことなんです。
近い将来、こんな未来を迎えない為にもIT分野での優位性を勝ち取らないといけません。
具体的な施策(一例)
経済を立て直すにはIT分野に注力して頑張るぞ!!!ってことで、具体的な施策の内容はこちらです。
- ドローンを使った配送を2020年までに実現
- 高速道路での自動走行を2020年に実現
- ロボットやセンサーを活用した介護の負担軽減 (介護報酬や人員配置・施設基準の見直し等を含め制度上の対応を検討)
- 燃料電池自動車の本格的普及など水素社会の実現
まだまだ、いろいろな施策はあります。しかし、そのほとんどで『IT分野の技術者』が必要とされています。
IT分野の技術者が足りない!?
でも、今の日本には『IT分野の技術者』が足りないんです!!!
経済産業省が発表した資料(IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果)によると、IT分野での必要人材数に対して2020年では約37万人の不足。そして、2030年には約79万人の人材が足りない予測なんです!!
『IT人材が欲しいんです…こんな人数では何にも開発出来ません…』
今のままでは、日本の各地でこんな悲痛な叫び声が聞こえてくるでしょう。
2020年、プログラミングが小学校の必修科目に!?
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です!!!
日本政府もアホではありませんので、今後を見据えた対策を講じています。それが、『プログラミング教育の必修化』です。冒頭で説明した『日本再興戦略2016』(素案)に記載されています。
【プログラミング教育の必修化など新しい学習指導要領の実施検討】
- 小学校は2020年度から必修化
- 中学校 2021年度から必修化
- 高等学校 2022年度から必修化
これからの日本を背負って立つ若者たちへ、従来の詰め込み型教育(受動的)では無くアクティブ・ラーニング(能動的)の視点で学習してもらって、優秀なIT技術者の一端を担って頂く!!これが、未来へ向けた人材補強策として効いてくるでしょうね。
国の人口としては、中国になんか敵わないですけど国民一人一人のスキルが向上し、ITと無縁に感じる第一次産業である農家の方や漁師の方でも『昔、プログラミング勉強したな!ちょっと、この集計のルーチン作業めんどいからVBAでマクロ組んでみよ!』となれば良いと思います。
次期改訂の視点は、子供たちが『何を知っているか』だけではなく、『知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか』
出典:2.新しい学習指導要領等が目指す姿:文部科学省
実際、文部科学省も教育要項の次期改定では今までの教育+αを見据えています。
さいごに
将来を見据えて子供たちへのIT教育が重要
いまや小学校でプログラミングを勉強する時代になりつつあります。幼少期からのIT教育は非常に有用でしょう。早期のIT教育によって、子供たちの論理的思考力(ロジカルシンキング)や問題解決能力、そして創造力を育てていくことが可能になるんです!
そして、将来へ向けた日本経済の立て直しが図られていくことを願います!
以上。