自分で、または家庭でこれぐらいは食べるだろうと、ついつい多く買ってしまいがちなのが正月用の切り餅です。そんな切り餅ですが、余っていませんか?食べないとそのまま放置してしまって、忘れてしまうことも多くあります。
実は、コンビニになどでも売られているおかきやあられですが、実は自分でも簡単に作れるおやつなのです。おかきやあられにすることで、お餅も腐らずに使い切ることができて一石二鳥になります。
そこで、余ったお餅を油で揚げるだけの簡単なおかきの作り方や、楽しみ方をご紹介します。
おかきとは?
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お米からつくった「おかき」や「あられ」「お煎餅」は米菓として、古から親しまれてきました。その大きな違いは原材料です。
「おかき」と「あられ」はお正月などに食べるおもちと同じ「もち米」から、「お煎餅」は普段食べている「うるち米」から作ったものです。それでは「おかき」と「あられ」の違いは何でしょうか。
お煎餅業界の中では、一般的に大きさの違いとされています。大きいものが「おかき」で小さいものが「あられ」と呼ばれているのです。
おかきの作り方
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まず、切り餅1つを約10~12等分程度の大きさに切ります。揚げると倍ぐらいの大きさになります。
次に180度に熱した油に、鍋の容量に対して余裕を持って切り餅を入れます。一度にたくさん入れすぎると、膨らんでくっつきやすくなります。
中火で約3~4分程度、箸などで全体を泳がせるようにしながら揚げます。1.5~2倍程度に膨らんで、こんがり焼き色が付いたらOKです。
お好みで、岩塩を振ると出来上がりです。しばらく冷まして粗熱が取れると、サクサクした「おかき」になります。
おかきをつくるときのポイント
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美味しいおかきをつくるには、まずはお餅をしっかり乾燥させる必要があります。お餅を一口大に切ってから、通気性の良いかごなどに入れて、天日干しをしておきましょう。
おもちを切るときのコツは、ランダム切ることです。こうすることで断面が膨らみやすくなります。
また揚げるコツは、箸で転がすことです。まんべんなく良い色になります。
オーブンでもおかきができる
油を使うことが苦手な人は、オーブンでもおかきを作ることができます。
天板に薄く油を引いて、その上に乾燥させたお餅を置き、180度くらいできつね色になるまでこんがり焼きあげます。オーブンであれば20分くらいでさっくりとしたおかきができます。
オーブンで作る場合は油も少なくヘルシーに作れるので、お正月の食べ過ぎが気になる人にもおすすめです。また歯ごたえも、油で揚げるよりも固めなので食べ応え十分です。
味付けもいろいろ楽しめる
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普段コンビニなどに売っているおかきやあられは、塩味が多いですが、自分でおかきを作ればいろいろとアレンジができます。
定番は市販のカレー粉などで味を付けることです。また、塩味にプラスしてバジルなどをまぶすと、ビールのおつまみにも最適です。
味を付けるときは、熱いうちにフレーバーを振りかけると、より味がなじみやすくなります。